『内窓(インプラス)をつければ、工事費の半額近くが戻ってくる!』 そんな言葉を期待してリフォームを決意したのに、いざ申請したら「対象外です」「0円です」と言われたら……想像するだけで恐ろしいですよね。
実は、2026年(令和8年)の「先進的窓リノベ事業」は、昨年までとはルールが大きく変わっています。
特に、今まで対象だった一部の内窓商品が対象外になったことは、多くの業者がまだ周知しきれていない最大の落とし穴です。
この記事では、インプラスの設置工事で**補助金がもらえなくなる「5つの対象外ケース」と、申請を確実に通すための「プロならではの注意点」を徹底解説します。
➡【インプラス】実際の補助金額はいくら?自己負担額のシュミレーションをする
【2026年最大の注意点】内窓設置工事の「Aグレード」は補助金対象外です
ここが今年最大の変更点であり、最も注意すべきポイントです。
2025年度までは内窓の性能で「Aグレード(熱貫流率1.9以下)」という基準も補助金の対象でした。
しかし、2026年度からは内窓設置において「Aグレード」は補助金の対象外(0円)となりました。
※ガラス交換、カバー工法、はつり工法では引き続きAグレードも補助対象です。
インプラス内窓工事で「一般複層ガラス」を選ぶと0円になる
LIXILのインプラスには、ガラスの種類がいくつかあります。
この中で、最もスタンダードな「一般複層ガラス(ペアガラス)」を選んでしまうと、性能値が「Aグレード」相当となるため、補助金が1円も出ません。絶対に覚えておきましょう。

とりあえずインプラスなら何でも大丈夫だろう
と制度を理解せずに選ぶと、後で痛い目を見ますので要注意。
対象になるのは「Low-E複層ガラス(Sグレード)」以上!
補助金を満額もらうためには、必ず「Sグレード」以上の性能が出るガラスを選ぶ必要があります。
具体的にはLow-E複層ガラスという製品以上の品質を持つものが補助金の対象です!
見積もりを見る際は、必ずガラスの欄に「Low-E」という文字が入っているかを確認してください。
これだけで「うっかり対象外」を防げます。
| × 対象外(0円) | 単板ガラス、一般複層ガラス |
| ◎ 対象(Sグレード) | Low-E複層ガラス(グリーン・クリアなど) ※これがおススメ! |
| ☆ 対象(SSグレード) | 真空ガラス(スペーシア)など |
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意外と見落とす「補助金対象外」になる5つのパターン
ガラス選び以外にも、制度上のルールで「対象外」になってしまうケースがあります。
その中の代表的な5つを紹介します。
① 補助額の合計が「5万円未満」の小規模工事
この制度には「補助額の合計が5万円以上でないと申請できない」という足切りラインがあります。
例えば、トイレの小さな小窓(Sグレード・小サイズ)を1箇所だけインプラスにする場合、補助額は5万円に満たないので申請自体ができないのです。
補助額が5万円未満の場合は他の窓と合わせて補助額が5万円以上になる断熱改修をする必要がありますのでご注意ください。
どの窓でいくらの補助金が出るのかを確認したい場合は下記のリンクを参照してください。
➡内窓インプラスの補助金と自己負担額を確認する!
②「ドアのみ」「勝手口のみ」の交換工事

勝手口が寒いから、ドアだけ断熱改修したい
というケースは2026年度の先進的窓リノベ事業では補助対象外です。
ドア(勝手口など)を申請したい場合は、必ず「窓の改修」とセットで行う必要があります。
「窓1つ+勝手口ドア1つ」という組み合わせなら補助金対象となります。
③ 店舗・事務所・別荘(住民票がない)への設置
この補助金はあくまで「住宅の省エネ化」が目的です。 そのため、以下のような建物は原則対象外です。
- 店舗や事務所(住宅部分がない場合)
- 別荘やセカンドハウス(そこに住民票がない建物)
- 民泊施設
店舗併用住宅(1階が店、2階が自宅など)の場合は、自宅部分の窓であれば対象になる可能性があります。
また、不動産会社が所有する買取再販物件や、住居用の賃貸物件も制度の対象となります!
④ DIYや制度未登録業者による工事

・ネットでインプラスを買って、自分で取り付けた(DIY)
・知り合いの大工さん(事業者登録していない)に頼んだ
これらは全て対象外です。
補助金の申請権限を持っているのは、事務局に登録された「窓リノベ事業者」だけです。
一般の方や未登録業者はそもそも補助金制度を利用できないので、工事を申し込む際は必ず補助事業の対象業者であるか確認を行うようにしましょう。
⑤ 2025年11月27日以前に「着工」してしまった
2026年度の補助金対象となるのは、「令和7年(2025年)11月28日以降」に工事に着手(着工)した物件です。
それより前に工事を始めてしまっている場合は、遡って申請することはできません。
また、2025年度の補助金申請も締め切られているため、残念ながらそういった方は補助金利用をあきらめないといけない状況です。
先進的窓リノベ2026事業のスケジュールを確認したい方は下記のリンクを参考にしてください。
➡インプラスの補助金はいつから?先進的窓リノベ事業に乗り遅れないためのスケジュール
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申請却下を防ぐ!現場レベルの「注意点」と対策
ここからは、カタログには載っていない、私たちプロの施工業者が現場で気をつけている「リアルな注意点」のご紹介です。
「ふかし枠」「下地工事」による追加費用と見た目の変化

インプラス内窓設置工事は比較的簡単な工事で設置できることが長所の一つですが、とはいっても最低限の下地や寸法がないと取り付けができない商品です。
例えば古いマンションや団地の窓枠は、見込み(奥行き)が7cm未満しかない場合があります。
インプラスを取り付けるには7cmでは足りないことが多く、その場合は「ふかし枠」という部材で枠をふかす工事をします。
注意点1: 部材費と工事費が追加でかかる。
注意点2: 窓枠が部屋の内側に数センチ出っ張るため、圧迫感を感じる場合がある。
内窓設置工事の際は事前に現地調査を行い、「ふかし枠や下地工事が必要か?」「見た目はどうなるか?」をしっかり説明してくれる業者を選びましょう。
カーテンレールが干渉する問題

インプラスを取り付けると、既存のカーテンレールに窓が当たってしまう可能性が高いです。
特に天付のカーテンレールは位置の変更が必要になることがほとんど。
この場合、カーテンレールの位置をずらしたり、新たにカーテンレール用の下地を作成したり、レールを加工したりする追加工事が必要です。
これも事前の現地調査で見抜けるかどうかが、業者の腕の見せ所です。
申請用の工事写真は「黒板の文字」が見えないとNG
補助金申請で最も重要なものの一つに「工事写真」があります。
工事前・工事後の写真を提出するのですが、ここに写り込ませる「黒板(ボード)の文字」がピンボケしていたり、光で反射して読めないと、一発で差し戻し(再提出)になります。
DIY感覚で適当に写真を撮る業者や、申請に慣れておらず必要な写真撮影を行わない業者に依頼してしまうと「写真不備で審査が通らない」というトラブルになりかねないので、業者選びの際の参考にしてください。
【よくあるQ&A】知っておきたい「補助金併用」と「税金」の話
ここからは、さらに一歩踏み込んだ「お得」と「リスク」の話です。他サイトではあまり書かれていませんが、重要でよく質問があるところなので解説します。
市区町村などの自治体の補助金と併用できる?
原則可能です。(ただし財源に注意) お住まいの市町村で独自の「省エネリフォーム補助金」がある場合、国の補助金(窓リノベ)と併用できるケースが多いです。 ただし、自治体の補助金の財源が「国庫(国の税金)」である場合は併用NGです。電話で確認すればすぐに回答が得られるので、必ず事前に役所へ確認しましょう。
住宅ローン減税やリフォーム減税と併用できる?
できますが、計算式が変わります。 「投資型減税」などを利用して確定申告をする場合、「かかった工事費」から「もらった補助金額」を差し引いて申告する必要があります。 補助金を引かずに申告すると、脱税とみなされるリスクがあるため、税務署や税理士さんに「補助金をもらった」と必ず伝えてください。
将来、家を売ったり窓を外したりしてもいい?
「財産処分」の制限があります。 補助金を使って設置した設備(窓)には、法律で定められた耐用年数(例:10年など)があります。 その期間内に、窓を取り外したり、家ごと売却したりする場合は、事前に事務局へ「財産処分承認申請」を行ってください。場合によっては補助金の一部返還を求められる可能性があります。 すぐに引っ越す予定がある場合は、このリスクも頭に入れておきましょう。
まとめ:失敗しないコツは「登録事業者」への相談から

インプラスの補助金は金額が大きい分、ルールも複雑で年々変化しています。 特に2026年は「ガラスの選び方(Aグレード不可)」という大きな落とし穴があります。
- 自宅の窓は対象になるのか?
- どのガラスを選べば一番お得か?
- カーテンやふかし枠の問題はないか?
これらを正確に判断するには、補助金申請の実績が豊富なプロによる現地調査が不可欠です。
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーは、正式な先進的窓リノベ登録事業者として、採寸から申請手続きまでワンストップでサポートします。
また、FPが在籍しているので自治体の補助金等の相談も無料で対応可能です!
まずは無料の現地調査で、どれくらい補助金が出るかシミュレーションしてみませんか?
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この記事を書いた人

FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ




