
「夜中にトラックが通ると、地響きで目が覚める…」
「テレビの音が聞こえないくらい、車の走行音がうるさい」
幹線道路沿いにお住まいの方にとって、大型トラックやバスの重低音は深刻な悩みですよね。
特に船橋市周辺では、国道14号(千葉街道)、京葉道路、成田街道、船取線(県道8号)、国道16号などの交通量が多いエリアの周辺にお住まいの方から、連日「どうにかして静かにしたい」というご相談をいただきます。
実は、道路の騒音(特にトラックの重低音)は、ただ内窓をつけるだけでは消えません。
ガラス選びを間違えると、「つけたのにうるさい」という最悪の結果になることも…。
この記事では、プロが教える「道路の音(重低音)を消すガラス選び」と、「費用を抑えて防音する裏技」を解説します。
【千葉エリア・船橋エリアの方】
国の補助金だけでなく、市町村の補助金も併用して「最大約半額」で内窓を設置できる可能性があります。まずは対象エリアか確認してみてください。
➡内窓(二重窓・インプラス)リフォームの補助金の併用可否をチェックする
なぜ「道路の音」は普通の窓だと消えないのか?


音には大まかに分けると高い音と低い音があります。
- 高い音(人の声、犬の鳴き声): 比較的消しやすい。
- 低い音(車のエンジン音、トラックの振動): エネルギーが強く、壁やガラスを突き抜けてくる。
道路の騒音は自動車やトラックが走行する際の「低い音」がメインのため、普通の窓や扉ではほとんど防音できません。



「じゃあ内窓を設置すれば解決できるの?」
そうではないんです。
ここは今回の非常に重要なポイントで、間違えている方も多い部分です。実は、ただ内窓を設置するだけではトラックの走行音などにほとんど効果がありません。
ガラスの弱点「共鳴現象」を知ろう
一般的な断熱リフォームで使われる普通の内窓は、約3ミリの厚さのガラスが一枚設置してあるものです。そして、既存の窓ガラスも厚さ3ミリ程度であることが多いです。
このように同じ厚さのガラスが二枚並んでいる場合、低い音と共鳴して振動が増幅される「共鳴透過現象(コインシデンス効果)」が起きやすくなります。
これにより、「内窓をつけたのに、あの不快な重低音だけが通り抜けてくる」という現象が起きてしまうのです。
普通の内窓(二重窓)やペアガラスではしっかりとした防音効果が得られないのです。
では、どうすればあの不快な自動車の騒音を的確に軽減できるのでしょうか?
重低音を止める唯一の方法は「ガラスの厚み(重さ)」
答えはシンプルです。
音は質量の大きい重いものほど伝搬しにくいという「質量則(しつりょうそく)」という物理法則に従うことです。
特にエネルギーの大きい「重低音」を止めるには、小手先のフィルムや薄いガラスを重ねる事ではなく、ガラス自体の厚み(重さ)を増やす=質量を大きくすることで対抗するしかありません。
- 3mmの単板ガラスやペアガラス:軽いガラスなので低音を軽減しにくい
- 5mmや6mmの厚板ガラス:重いガラスなので低音をガッチリ受け止める!
【みんな騙される】「防音合わせガラス」のワナ…



「防音合わせガラスならトラックの音も遮断できるのでは」
確かに防音に特化した防音合わせガラスを選べば、トラックや道路の騒音を軽減してくれるように思いますが、これは違います。
実は防音合わせガラスは低音の重い音に対して的確に効果を得られません。
LIXILも公式のHP内で下記のような注意書きを掲載しています。
防音合わせガラスは、広い音域帯で高い防音性能を有しますが、乗用車や人の声などの特定の音域帯では、安全合わせガラスや単板ガラスと大きな差はありません。
内窓インプラスの防音合わせガラスの設定-LIXIL
つまり、「今より良くはなるが、普通のガラスで得られる防音効果程度」という風に読み解けます。
トラックや車の音に対して防音を考えるならただ内窓リフォームをすればいいというわけではないのです。
道路沿いの騒音には内窓(二重窓)の「異厚(いあつ)複層ガラス」が最強



「じゃあ、分厚いガラスを入れたいけど、補助金も欲しい…」
そんな欲張りセットを希望のお客様に、弊社が提案する最強の構成がインプラス/Low-E複層ガラス(異厚仕様)です!
- 室外側:Low-Eガラス 5mm(または6mm) ← ここがポイント!
- 中間層:アルゴンガス入り空気層
- 室内側:透明ガラス 3mm



「ガラスの種類についてもっと詳しく知りたい」
という方はこちらを参考にしてください。
Low-Eガラスや真空ガラスなど、他の種類の性能比較を解説しています。
➡ 【損しない】内窓のガラス種類と選び方!補助金Sグレードなら「Low-E」一択
なぜインプラス/Low-E複層ガラス(異厚仕様)が最強なのか?


結論、この構成が一番安くて、一番補助金がもらえて、物理的に一番効くからです。
- 重さで止める: 片側を標準(3mm)から5mm以上の厚板に変更することで、ガラス全体の質量を増やし、トラックの重低音を物理的にカットします。
- 共鳴を防ぐ(異厚効果): 3mmと5mmで厚さを変えることで、特定の回転数で起きる「ブォー」という共鳴現象(コインシデンス効果)を防ぎます。
- 補助金満額: 特注の合わせガラスを使わなくても、この構成ならLIXILの標準オプション範囲内で作れるため、Sグレードの補助金が満額もらえます。
トラックや道路の騒音で悩んでしまっている方は、ぜひこのプロオススメの最強構成で内窓リフォームを検討しましょう!
もっと静かに?グレードを上げるなら「ソノグラス」
もし予算に余裕があり本格的な防音を検討するなら、日本板硝子(株)のソノグラスをインプラスの樹脂枠に掛け合わせた内窓構成もオススメです。
「ソノグラス」は、2枚のガラスの間に遮音性能を高めた特殊中間膜をはさんだ合わせガラスで、重低音に対しても防音効果が得られるのが特徴。
しかし、オーダー製品になるため、当然コストは高いです。
でもやっぱり、コストパフォーマンス(費用対効果)を優先して考えたいのであれば、インプラスのLow-E複層ガラス(異厚ガラス)を検討するのがプロのおすすめです!
厚板ガラスに変更すると高い?内窓(二重窓)の費用と補助金の話
防音効果を知れば、あとは費用も気になりますよね。
ここからは実際に厚板ガラスで内窓工事を行う場合の工事費用について解説します。
差額は「数千円」?実はそんなに高くない



「厚板仕様のガラスなんて、高いんじゃないの?」
と心配な方も多いでしょう。
実は、通常のペアガラスから、防音効果の高い「異厚複層ガラス(3mm+5mm)」に変更しても、その差額は窓1枚あたり数千円〜1万円程度(※サイズによる)です。
特注の防音合わせガラスにするともっと上がりますが、それで「夜の安眠」が買えるなら安い差額ですよね。
補助金を使えば実質負担はもっと減る!
さらに朗報です!
この「異厚複層ガラス」は断熱性能も高いため、国の大型補助金「先進的窓リノベ事業」の対象になります!
補助金を使えば、工事費の最大約50%が戻ってくるため、実質負担額は「普通のガラス」とほとんど変わらないケースも多いのです。



「自分の家の窓サイズだと、総額いくらで工事できる?」
「補助金はいくら戻ってくる?」
このようにより正確な金額を知りたい方は、こちらのシミュレーション表で確認してみてください。
➡ 【2026年最新】内窓リフォームの費用相場と補助金シミュレーション
内窓(二重窓)リフォームで失敗しないために!【技術と提案が鍵】
窓だけでダメなら「壁・吸気口」も疑え
トラックの騒音は、窓ガラスだけでなく「壁」や「換気口(通気口)」からも侵入します。



「内窓をつけたのに、まだどこからか音が聞こえる…」
という場合、原因は窓以外にあるかもしれません。
窓屋さんは窓しか直せませんが、私たちおうちのお悩みドロボーは総合リフォーム店です。
内窓リフォームと併せて家全体の「音の侵入ルート」を塞ぐ提案が可能です。
- 防音フードへの交換: 外壁の換気口(ベンドキャップ)を、防音仕様のものに取り替えるだけで、劇的に静かになることがあります。
- 内壁の防音リフォーム: どうしても壁が薄い場合は、遮音シートや吸音材を壁の内側に施工することも可能です。
換気框(かんきかまち)は付けるな!
内窓のオプションにある換気框(空気を入れ替えるための小窓)は、内窓を閉めたまま換気ができるという設備です。
窓を開放しないでも寒気ができるというメリットはありますが、防音目的なら絶対につけてはいけません。
そこから音がダダ漏れになります。
ふかし枠の隙間もコーキングで埋める
内窓工事の際の枠の取り付けには細心の注意が必要です。
というのも、建物は経年とともに歪みが発生するもので、それは窓枠も同じです。
つまり何が言いたいかというと、ほぼ確実に窓枠は歪んでいるのでその歪みに合わせた施工が必須となるのです。
たとえば簡単なところで言えば、歪みがあることでどうしても発生してしまう隙間をコーキング(充填剤)で埋める作業を丁寧に作業できるか。
この一点だけでも防音効果に大きな違いが生まれます。
提案内容ももちろんですが、是非、丁寧な作業が行える職人さんを探してみてください。
▼【内窓お任せ!プロの職人多数在籍】おうちのお悩みドロボーで無料現地調査できます▼
≫無料現地調査はこちら!≪
≫お気軽にご相談ください!≪
まとめ:道路の音を消したいなら、内窓(二重窓)のガラスの厚みを意識しよう



「国道(大きな道路)沿いだからしょうがない…」
と諦める前に、まずはご相談ください。
適切なガラス(5mm~6mmの厚板ガラス)を選べば、あの不快な騒音はきっと劇的に改善します。
防音対策についてもっと知りたいという方は、内窓防音についてすべてをまとめた以下の記事をご覧ください。
➡ 【完全版】内窓・二重窓で防音対策!インプラスなら騒音を消して補助金ももらえる
▼国道沿いの施工実績多数!千葉県の補助金事情はこちら▼


≫無料現地調査はこちら!≪
≫お気軽にご相談ください!≪
▼内窓(二重窓)の補助金についてもっと詳しく知りたい方はこちら▼
- 【内窓の費用相場について】3LDKマンションの実質負担額シミュレーション
- 【ガラスの種類】内窓ガラスの選び方!補助金Sグレードなら「Low-E」一択
- 【内窓比較】リクシルのインプラスとYKKのプラマードUの性能の違い!オススメは?
▼【防音対策】内窓(二重窓)で防音対策をしたい方はこちら▼
この記事を書いた人

FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ









