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雨漏り調査の費用相場!調査方法は主に5つ
雨漏りの原因というのは発生箇所が同じだったとしても、建物によってバラバラである事が多いです。そのため経験のあるプロだったとしても雨漏りの原因を100%断定できるという事はないのです。
雨漏りの原因が分からないまま雨漏り修理を先に行ってしまうと、
雨漏り修理をしても雨漏りが止まらない…
という事態になってしまいます。
そのため雨漏り修理においては、雨漏り調査を行って確実に止められるように進めていく事は大切です。調査には費用が発生してしまいますが、効果が高い雨漏り調査。
ここから、雨漏り調査はどれくらいの費用で出来るのか詳しく確認していきたいと思います。
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目視調査(平均0円~5,000円)
目視調査とは目で見て雨漏り箇所を判断していく方法です。
建物の劣化状況から雨漏り箇所を判断するため、ひび割れや隙間など目に見えて分かるような被害がある場合はこの方法でも原因を特定できます。
しかし細かな劣化や内側の劣化については確認できない点がデメリット。
費用としては現地調査に掛かる交通費程度です。ただ、最近は現地調査は無料で行う場所も多いので0円で済む場合もあります。
※総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーも現地調査無料です!
目視調査の費用の相場 | 平均0円~5千円程度 |
目視調査の特徴 | ・材料費が必要ないので0円でもできる ・表面的な雨漏り原因しか確認ができない |
散水調査(平均5万~10万円)
散水調査とは実際に建物に水を流して雨漏りを再現して原因を判断する調査です。大体一箇所に30分~1時間程度水を流し続け、雨漏りが発生するか確認していきます。
費用の内訳としては主に人件費となります。原始的な方法ですが効果は高く、また特別な材料も必要無いので比較的安価に依頼することが可能です。
また散水調査は1日でいくらと決まっている場合が多く、もし1日で雨漏り原因の確認ができなければ追加の費用が発生する場合もあります。
散水調査の費用の相場 | 平均5万円~10万円程度 |
散水調査の特徴 | ・必要なのは水道代のみで比較的安価にできる ・大量の水を使用するので水道代が別途発生する |
赤外線・サーモグラフィー調査(平均10万~30万円)
赤外線サーモグラフィー調査とは建物の表面温度の差から雨漏りの原因箇所を判断する調査です。
赤外線カメラの画像を見たことがある方も多いと思いますが、雨が侵入している箇所は温度が下がるため、その箇所だけ画面に青く映る事があります。
目視では見分けにくい箇所もこの調査であれば原因と突き止められる可能性があります。しかし建物内部までは映せないですし、雨漏りしている箇所が必ずしも発見できる方法という訳ではありません。
赤外線サーモグラフィー調査の費用の相場 | 平均5万円~10万円程度 |
赤外線サーモグラフィー調査の特徴 | ・赤外線カメラやその使用の知識がある専門家に依頼するため費用が高め ・目視では見えない雨漏り箇所も発見できる可能性がある ・雨が降っている時は調査ができない ・必ずしも原因を特定できるという保証は無いので、失敗した際のリスクは大きい |
発光液調査(平均10万~30万円)
発光液調査とは紫外線を浴びると発光する液体を雨漏りの原因と思われる箇所に流してその経路を判断する調査です。
発光液自体は無色透明なので、建物に流しても大きな影響はありません。この方法の特徴は複数の雨漏りが疑われる箇所がある場合にそれぞれに違う色の発光液を流すことで、どこが雨漏りしていてどこが雨漏りではないのか判断できる点です。
何度修理しても雨漏りが再発してしまう場合に有効な調査であると言えます。
発光液調査の費用の相場 | 平均10万円~30万円程度 |
発光液調査の特徴 | ・発光液や紫外線センサーが必要で費用が高め ・何度も雨漏りを繰り返す場合に有効 ・散水調査でも代替できる場合が多いので、多くの方はそちらを選択する |
ガス感知調査(平均20万~40万円)
ガス感知調査は雨漏りの発見箇所から専用のガスを注入し出口から出てきたガスを専用の機器で感知することで雨漏り原因を判断する調査です。主にコンクリート造のマンションなどで使用されることが多く、木造の住宅などでは推奨されません。
ガスは隙間があると漏れてしまうため、念入りに養生や隙間を塞ぐ処置をする工数が掛かってしまう点や、必要となる機器が多いため費用は割高になる傾向があります。
ガス調査の費用の相場 | 平均20万円~40万円程度 |
ガス調査の特徴 | ・マンションなどの雨漏り原因が判断しにくい建物でも原因を発見できる可能性がある ・必要となる機器が多く、調査費用は高め ・木造住宅などでは効果を発揮しない |
雨漏り調査には足場代が必要な場合もある(平均15万~25万円)
雨漏りは屋根や外壁の上部などの高所で発生することも多いため、場合によっては足場の仮説が必要となる場合があります。
足場は高額で戸建てであれば平均15万~25万円ほどかかってしまいます。足場代についてはこちらで詳しく解説しているので、興味があれば確認してみて下さい。
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雨漏り調査の中でも散水調査なら自分でもできる!【DIY】
雨漏り調査って結構高い。
何とか自分でできないかなあ
と考える方も多いでしょう。
たしかに雨漏り修理でもお金が掛かるのに雨漏り調査で何十万も払うのは気が滅入りますよね…
先ほど紹介した雨漏り調査のうち、特殊な機器を必要としない散水調査に関しては自分で出来る可能性もあります!その手順について解説していきますので、DIYしたいという方はぜひ参考にしてください。
①雨漏りの箇所をある程度特定する
散水調査を行う上でまず雨漏りの原因となっていそうな箇所にアタリを付ける必要があります。どこが怪しいのか分からないのに、手当たり次第散水していては非常に効率が悪いです。
基本的に雨漏りしやすい箇所というのはある程度決まっています。
- 屋根上
- 外壁
- 目地部分(コーキング)
- サッシ周り
- ベランダやバルコニー
などです。
雨漏りの原因箇所になりやすい部分についてはこちらで詳しく解説しています。
②雨漏りの発生箇所に養生・処置を行う
原因となりそうな箇所にある程度アタリを付けたら、散水する前に雨漏りの発生箇所を養生しましょう!何もせずに散水してしまうと建物内部にまた雨が侵入してしまうので要注意。
雨漏りの応急処置や養生については発生箇所に応じて変える必要がありますが、
- バケツを置く
- タオルを敷く
- ビニールシートを敷く
- 養生テープで天井や壁を覆う
など、一般の方でもできるようなもので十分です。
③散水した水がしっかり排水されるのか確認を行う
散水調査では大量の水を一定期間流し続けます。そのため多くの水は屋根や外壁、雨戸などを伝って外に流れていきます。
この時、しっかりと排水がされるか確認を行っておかないと水が地面に溜まって水たまりになってしまったり、隣家の敷地に流れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
また、隣家と極端に建物が近い場合は、事前に挨拶を行って住民の方の理解を得ておくことも大切です。
④一箇所ずつ散水し、雨漏りが発生するか確認する
準備ができたら実際に建物に散水していきましょう。散水調査では一箇所に対し30分~1時間程度水をかけ続けます。こうしないと中に水が侵入していかない場合があり、雨漏りが再現できない可能性があるためです。
そのため蛇口を開いたままの状態でホースを固定しておきましょう。また雨漏りの原因として何箇所か怪しい箇所がある場合は同時に散水調査を行ってはいけません。
一箇所ずつでないと実際に雨漏りを再現できた場合に、どの箇所が原因か判断が付かなくなるためです。
少し手間がかかるなあ
と感じてしまいますが、裏を返せば散水調査は手間がかかるだけで一般の人でもやりやすい調査であるという事です。
⑤散水調査後に水道局から連絡?【おまけ】
お住まいの地域や使用した水量によっては、散水調査後に水道局から、
水道代が跳ね上がってますけど大丈夫ですか?
水漏れ調査しましょうか?
という連絡が来る可能性があります。
大きな問題にはなりませんが、忘れたころに連絡があると驚くかと思いますので、そういった可能性もあるという事は覚えておきましょう。
ちなみに水道局の担当の方には
リフォームで水を多めに使用しただけなので大丈夫ですよ、ありがとうございます。
と伝えれば問題ありません。
雨漏り修理の修理費用や料金の相場は?
雨漏りの原因を確認した後は雨漏り修理をしないといけませんよね。
雨漏り修理っていくらくらいかかるのが相場なんだろう?
雨漏りの原因となる箇所によって修理方法は全く異なります。雨漏りの原因となる箇所別の雨漏り修理費用の相場は下記になります。
雨漏りの原因箇所 | 雨漏り修理費用 |
---|---|
屋根 | 約30万円~200万円 |
外壁 | 約3万円~250万円 |
目地(コーキング) | 約3万円~50万円 |
サッシ周り | 約5万円~40万円 |
ベランダやバルコニー | 約5万円~25万円 |
詳しい修理方法や金額についてはこちらで説明しています。
雨漏りの原因が分からない場合は総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーにご相談ください
中々雨漏りが直らない
このような場合は是非総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーにご相談ください!
雨漏り修理のプロが在籍しているのはもちろんのこと、FPが在籍しているため補助金や火災保険の相談など資金面でのご相談も対応可能です。
現地調査や見積もりは無料で、関東エリア対応。
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この記事を書いた人
FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ