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火災保険の風災補償とは?
火災保険のほとんどは風災補償が付いています。風災補償とは台風や竜巻などの強風によって被害を受けた際に補償を行ってくれるものです!
火災保険って火事の時に利用する者でしょ?
という方がいますが、これは誤解です。
火災保険は火事以外の様々な被害を補償してくれる住宅総合保険です。もし火事以外の原因によって被害を受けているのにそのままにしてある場合は、急いで火災保険申請の準備をしましょう。
台風と竜巻の違い!どちらも風災の対象になるのか?
竜巻とは発達した積乱雲の下に生まれる上昇気流で、局所的に発生するものです。規模は数十メートルから数百メートルと限定的。それに対して台風とは最大風速が17m/s以上の熱帯低気圧のことを指します。低気圧なのでエリアも非常に広い範囲に渡ります。
少しわかりづらいと思うので、主な違いをまとめました。
台風 | 竜巻 | |
---|---|---|
規模 | 直径約500km~1,000km | 直径約数10m~数100m |
風速 | 毎秒17km~70km | 毎秒50km~120km |
発生時期 | 7月~10月に接近する ことがほとんど | 年間を通して発生する 一番多いのは9・10月頃 |
発生件数 | 年間約3件前後 (上陸件数) | 年間約25件前後 |
発生場所 | 北西太平洋上 | 沿岸部で多いが 陸上でも発生する |
発生の予測 | 可能 | 突発的に発生するため不可 |
このように台風と竜巻は違うものを指しますが、どちらも火災保険の風災補償の対象となります!上記以外の突風やその他の強風による被害も風災補償の対象なので、覚えておきましょう。
竜巻は、雹や雷を伴うこともある
竜巻を生むのは積乱雲です。そして積乱雲は雹やゲリラ豪雨も生みます。つまり竜巻が発生する場合は強い風だけではなく、雹や雷や大雨を伴うことがあります。
竜巻による被害は無かったが、
雹や雷や大雨の被害があった
という方は多いです。
この場合は風災補償ではなく「雹災補償」や「落雷補償」の対象になる可能性がありますので、覚えておきましょう。
火災保険の風災はどんな時に利用できるのか?【申請例】
冒頭でもお話ししている通り、火災保険の風災補償は下記のような被害に利用可能です。
- 台風
- 竜巻
- 突風
- その他強風を伴う被害
- 上記災害により飛来した物体による被害
風災被害は火災保険を申請する中でも一番多い被害の一つです。
風災補償がどのような場面で利用できるのか覚えておくと、損をしません。
さて。では具体的にどのような被害が火災保険の対象となるのでしょうか?火災保険の風災の申請例をいくつか見ていきましょう。
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①屋根の被害
風の影響を最も受けやすい箇所の一つに、屋根があります。
基本的に屋根は斜めに設置されるので、強い風を受けると端部に強い力が加わり、
- 屋根材の浮いたり反ってしまう
- 屋根が剥がれたり飛んで行ってしまう
- 屋根が割れてしまう
などの被害に繋がります。
当然これらの屋根の被害は火災保険の風災補償の対象となります!屋根に被害を受けると足場が必要になるため工事費用が高額になり、結果的に給付金額も高くなる傾向があるため、是非火災保険が利用できると覚えておきましょう!
必要な修理工事 | 工事費用 (火災保険の給付金額) |
---|---|
屋根の葺き替え工事 | 約100万~180万円 |
屋根の重ね葺き工事(カバー工法) | 約80万~150万円 |
屋根の差し替え工事 | 約15万~25万円 |
②瓦屋根の被害
屋根材の中でも日本瓦は特に頑丈とされ、現在でもなお瓦屋根で残存している古い建物は沢山あります。
瓦屋根なら風の被害は受けないんじゃない?
と思う方もいるかもしれませんが、時に強風は瓦屋根すら吹き飛ばしてしまうほどの力を持ちます!
- 瓦がズレた
- 瓦が飛んで行った
- 瓦が割れた
風災によってこのような被害を受けた場合はもちろん火災保険の対象です!
ちなみに瓦屋根は屋根屋さんの中でも施工できる人が限られているので、修理費用も高額になります。利用できる場合は必ず火災保険を利用しましょう!
必要な修理工事 | 工事費用 (火災保険の給付金額) |
---|---|
瓦屋根の葺き替え工事 | 約150万~200万円 |
瓦屋根の葺き直し工事 | 約100万~150万円 |
瓦屋根の差し替え工事 | 約15万~25万円 |
③棟板金の被害
屋根の頂点部分には棟板金という金物が取り付けられます。この棟板金も風災の影響を受けやすい箇所の一つです。
正に屋根の端部に設置される部材になるので、強風によって
- 棟板金の剥がれ
- 棟板金が飛んで行ってしまう
- 棟板金を取り付ける釘の抜け
などが起こります。
もちろんこれは火災保険の対象です!屋根と棟板金、共に被害を受けるという事も多いので、被害を受けた際にはよくチェックしてもらいたい箇所です。
必要な修理工事 | 工事費用 (火災保険の給付金額) |
---|---|
棟板金の交換工事 | 約15万~40万円 |
棟板金の釘の打ち替え工事 | 約10万~20万円 |
④雨樋の被害
竜巻による強風の影響で雨樋が飛んだり歪んでしまった場合、火災保険が利用できる可能性があります!雨樋は屋根よりも面積が大きく、構造的にも風を受けやすい形をしているので、屋根よりも被害を受ける可能性が高いです。
雨樋の留め具が歪んでいるが、下から見ても分からない。
という場合もありますので、竜巻が過ぎ去った後は一度無料の現地調査を行ってみてもいいかもしれません。
⑤外壁の被害
竜巻による強風の影響で外壁が剥がれたり浮いたりしてしまった場合、火災保険が利用できる可能性があります!外壁と一緒にコーキングが剥がれている事も多く、そのままにしておくと雨漏りの原因になる場合があります。被害がある場合は火災保険の申請をしてすぐに修理してしまいましょう。
⑥窓ガラスの被害
竜巻による強風や、強風で飛来物が飛んできたことによって窓が割れた場合(ひび割れ含む)は、火災保険が利用できる可能性があります!
また窓が割れたことによって自宅に雨が侵入し、家電や家財が被害を受けた場合も火災保険が利用できる可能性があります!
家財って、まさかこれも火災保険の対象?
という物も中にはあるので、風災補償が付いている場合は必ず確認するようにしましょう。
⑦ドアの被害
竜巻による強風でドアが引っ張られるなどして、ドアが凹んでしまったり、傾いたり、建付けが悪くなり閉まりにくくなることがあります。そういった状態でも火災保険が利用できる可能性があります!ちなみに建物に付随するドアは「家財」ではなく「建物」となるので、家財補償に加入していなくても対象となります。ご安心を!
⑧カーポートや車庫の被害
竜巻による強風の影響で物置やカーポートやエアコンの室外機が倒れてしまった場合、火災保険が利用できる可能性があります!また、倒れていなくても凹んでいたり割れてしまった場合でも火災保険が利用できる可能性があります!
火災保険が利用できるのは建物だけではない!
という事も覚えておきましょう。
風災の被害を放置するとどうなる?
竜巻による被害をそのままにしておくと、まず見栄えが悪くなりますね。
あの家、なんか屋根がへんだぞ
のように、一目で分かるような被害の場合は特にです。
そして一番怖いのが、竜巻被害を受けた箇所から雨や塵が浸入し、雨漏りにつながったり建物を内側から腐らせてしまう可能性がある事です。表面の被害だけでも数百万円のお金が必要なのに、内側が腐ってしまったり雨漏りしてしまうと更に数百万円のお金が必要になってしまいます。
事態が今より悪化する前に修理をした方が良いので、火災保険はしっかり申請して給付金で修理を行ってください。
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こういう場合は火災保険では補償されない
ここまでは火災保険が利用できる場合について説明しましたが、反対に下記のようなケースでは、火災保険では補償されない場合が多いです。
①火災保険に風災の補償が付いていない場合
竜巻の被害を申請して火災保険会社から給付金をもらうには、風災補償に加入している事が必須になります。風災補償とは、竜巻や台風などの強風によって建物等に被害を受けた際に、その費用を負担してくれる補償です。
火災保険に加入していても、
風災補償が付いていない…
という事があるので、申請の前には必ず風災補償に加入しているか確認してみて下さい。
②経年劣化による破損
竜巻等の自然災害とは関係なく、建物やその付帯部が経年によって劣化している場合は火災保険の対象外です!そこまで親切に補償してしまったら保険会社も赤字になってしまいますからね…
しかし「経年劣化していた建物に竜巻が直撃し、被害につながる」という場合もあります。こうなると火災保険の対象なのか判断が難しいですよね。
うちの家が火災保険の対象になるのか確認してほしい
という場合は無料で現地調査可能なので、ぜひ火災保険申請サポートの利用を検討してみましょう!
※詐称行為や悪質な業者に気を付けよう※
自然災害の被害ではない軒天の経年劣化の破損を「自然災害で壊れたもの」といって申請すると詐称行為にあたる可能性があります。詐称行為は立派な犯罪です。
最近では火災保険を悪用し、詐称行為を行う業者も居ます。
最悪の場合、業者だけでなく申請した皆さんも罰せられる可能性があるので、そういった悪質な業者に騙されないように気を付けて下さい!
③免責額以上の被害が認められない時
火災保険で補償されないケースで次に多いのは、火災保険の契約に免責が付いている場合ですね。免責とは簡単に説明すると「この金額の被害までは自分で責任を持ちます」という特約の事。免責を付けている場合は「3万円」「10万円」「20万円」の3つの金額が多いです。免責を付けるとその分保険料は安くなりますが、いざという時に給付が降りない場合もあるのでよく検討しましょう。
④被害の発生から3年以上経過している時
火災保険の申請には時効が存在し、時効を迎えると火災保険を申請しても給付金がもらえません。火災保険の時効は被害を受けてから3年です。
とはいえ例外もあるので、もしも、
自宅に被害はあるけど、被害を受けてから3年以上たってるかも…
という方は、すぐ諦めずに一度リフォーム会社や火災保険サポート会社に相談してみて下さい。
火災保険の申請の手順
もしかしたら我が家も火災保険が使えるかもしれない…!
という方は火災保険の申請の流れも覚えておきましょう。
まずは実際の被害の場所を確認し、被害箇所の撮影をします。どこをどういった被害で申請するのか確認しましょう!
火災保険の申請書類は各保険会社によって違うので、窓口に電話をして書類を取り寄せましょう!(書類は1週間程度で到着)
火災保険の申請には見積書と被害箇所の写真の同封がほぼ必須なので、必要書類を準備しましょう!
火災保険の申請書が到着したら、記名捺印し、必要書類を同封してポストへ投函。
保険会社は言われたら即お金を払ってくれるわけではありません!保険会社立ち合いの現地調査が入る可能性があります。
(書類発送後1~2週間で連絡が入るので、日程調整を行いましょう)
現地調査後だいたい2週間くらいで結果が報告されます!
もし結果に不満がある場合は再調査を依頼することも可能です。
審査結果に納得できればその後1週間ほどで入金があります!
工事予定の方はトラブルを避けるため、金額確定してから契約するようにしましょう。
火災保険の申請の流れについてはこちらでも詳しく解説しています!
風災の被害を証明するために、罹災証明書が必要?
台風はある程度予測できる災害ではありますが、風災の中でも竜巻や突風などは突発的で局所的に発生します。つまり台風以外の風災はどこにいつ発生したのかが分かりにくいです。そのため保険会社に竜巻被害を申告する際、罹災証明書の提出が求められる場合があります。
罹災証明書とは?
自然災害が発生し損害があったことを各自治体(市区町村等)が証明する書類です。
罹災証明書を発行するためには平日に手続きする必要があり、また発効までに2週間前後かかる事が
発効までに面倒な事務手続きがあり、その間は給付金もおりません。つまり修理ができなくなってしまうので、罹災証明書が必要な場合はなるべく早めに発行の手続きをしてしまいましょう!
はじめての申請は火災保険サポートがオススメ
火災保険会社は基本的に営利団体です。給付金はむしろ支払わない方が利益に繋がり業績が上がる、という組織です。
自動車保険や生命保険などで、
今まで払い続けてきたのに、
いざ事故に遭ったら全然給付金が出なかった
という話を聞いたことはありませんか?
火災保険でも同じことが起きる場合があります。しっかりとした知識をもって、根拠を集めて主張をしないと、実際の被害よりも低い給付金しか降りず損をしてしまうケースは沢山あるんです。
もし不安がある方は、ぜひ一度火災保険サポートの無料相談・無料現地調査を受けてみて下さい。
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この記事を書いた人
FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ