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家の不具合で一番多いのは実は外壁や基礎のひび割れ
実は戸建て住宅で起こる不具合で一番多い問題は、外壁や基礎部分のひび割れなんです。公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが毎年行っている住宅相談統計年報によれば、戸建て住宅における不具合事象と主な不具合部位は「外壁や基礎等のひび割れ」が一番多く、次に「屋根や外壁等の雨漏り」となっています。
多くの家でひび割れという事象が見られるという訳です。
なんで外壁はひび割れしやすいの?
ほぼ全ての物は時間と共に劣化します。外壁も同じです。
外壁は毎日、風や雨、粉塵(砂)、紫外線などから建物を守っている盾の役割をしています。ですから当然他よりもダメージを受けやすい。
外壁のひび割れなどの不具合を放っておくと、構造体(木材)が腐り、室内の保温・保湿が出来ず、雨漏りに悩まされるでしょう。症状が悪化すればリフォームは更に難しくなり、費用も高額になります…!そのため出来るだけ早い段階で修理を行う事がオススメです。
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【結論】外壁のひび割れ修理・リフォームは火災保険が適用できる可能性がある!
結論から言えば、外壁のひび割れは火災保険が適用できる場合があります!外壁を張り替えるのは非常に高い修理費用が掛かりますし、一部補修でも足場などで高い金額が必要になる場合も多いです。そんな外壁のひび割れ修理に火災保険が適用できるなら絶対に使っておきたいですよね。
火災保険って火事の時に利用するものじゃないの…?
と思った方は、今まで損をしていた可能性があります!そもそも、皆さまが加入している保険のほとんどは火事以外の保証もされる保険です。話が脱線してしまうのでここでは割愛しますが、火災保険は火事以外の被害にも利用できるという事は覚えておいてください。
外壁がどんな状態のときに火災保険は利用できるのか?具体的な適用条件など
外壁の修理に火災保険が適用できると言っても、どんな場合でもOKという訳ではありません!何が原因で外壁が損傷したのかという原因が重要です。
たとえば、外壁修理に火災保険が利用できるのはこんな時です。
- 台風や竜巻、強風の影響で、被害を受けた時【風災】
- 雷の影響で、被害を受けた時【落雷】
- 雹の影響で、被害を受けた時【雹災】
- 飛来物や物体の衝突の影響で、被害を受けた時【物体の衝突】
- 地震の影響で、被害を受けた時【地震】
では、具体的に屋根がどのような状態のときに火災保険が利用できるのでしょうか?実際に多い被害状況を一緒に見ていきましょう。
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①外壁がひび割れて(欠けて)しまった状態
今回の本題である外壁のひび割れ(クラック)について。外壁が強風や雷、雹、物体の衝突によりひび割れて(欠けて)しまった場合は、火災保険が利用できる可能性があります!画像はひび割れに雨が染み込んでいる状態です。これを放置すると雨漏りや構造(木材)の腐食に繋がります。小さなひび割れでも放置せず、早めに補修することをオススメします。
【ポイント】外壁のひび割れは地震の被害の可能性もある
外壁のひび割れは地震によって引き起こされる可能性もあります。この場合は火災保険ではなく、地震保険に加入していないと補償の対象となりませんのでご注意ください。ちなみに地震によるひび割れは窓枠や柱の位置など、力が集中しやすい場所に発生しやすいです。他の被害と見分ける際の一つのポイントとして覚えてみて下さい!
②外壁が剥がれて(めくれて)しまった状態
台風や強風、または物体の衝突により外壁が剥がれて(めくれて)しまった場合、火災保険が利用できる可能性があります!
お金がないから…
といって放置してしまう方が結構多いのですが、非常に危険です。外壁が剥がれているということは家の内側に雨や風が直接当たっている状態なので、建物はすごいスピードで劣化していきます!火災保険が利用できるなら早めに対処しましょう。
③外壁が凹んでしまった状態
物体の衝突や雹、落雷により外壁が凹んでしまった場合、火災保険を利用できる可能性があります!これも放置してしまう人が多いのですが、凹み部分はより劣化しやすくなりますし見栄えも悪いですからね。火災保険が利用できるなら早めに補修し、しっかり外壁をメンテナンスしてあげましょう。
④コーキング・シーリングがひび割れたり剥がれてしまった状態
外壁材ではなくその目地部分(つなぎ目)のコーキング・シーリングが割れている場合もあります。台風や強風、または地震の揺れにより引っ張られ、外壁の目地部分に充填しているコーキング・シーリングがひび割れたり剥がれてしまった場合、火災保険を利用できる可能性があります!
しかし、コーキング・シーリングはそれ自体が年月とともにやせ細っていく性質があり、経年劣化によって起きる可能性もあります。
大抵は経年劣化と自然災害の複合になっている場合が多いので、判断が難しい場合は専門家に見てもらう事をオススメします。
外壁の主な修理方法と修理費用
ここからは外壁の主な修理方法とその修理費用についていくつかご紹介します。外壁材は防音性能や断熱効果が高いほど高いですし、デザインにこだわると更に費用がかさみます。しかも工事には足場が必要になる場合が多いため、建物のリフォームの中でもかなり高額な分類に入ります。
こんな大金払えない…
という家庭も多いので、火災保険の対象になるなら是非とも利用しておきたいところですね。
工事内容 | おおよその工事金額 |
---|---|
クラックの補修(カット工法) | 1万円~30万円 |
コーキング(シーリング)の増し打ち | 1万円~50万円 |
外壁の重ね張り | 70万円~200万円 |
外壁の張り替え | 30万円~250万円 |
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ひび割れ・クラックの補修工事(カット工法)
外壁に小さなひび割れ(クラック)が見られるが、外壁材自体はまだ利用できる場合。その場合はクラックをコーキング等で充填し塞ぐ工事を行います。価格は比較的安く済む方法ですが、箇所が多かったり足場を組む必要がある場合は高額になる事もあります。
- ひび割れを中心にして周辺の外壁材を削り取ります(コーキングの接着面積を増やし、ズレにくくする為)
- 削った部分にプライマーを塗布します
- プライマーの上からコーキング材等を充填します
- 上から塗装を行い、周辺と馴染ませたら完成
コーキング(シーリング)の打ち替え工事
外壁材ではなく、外壁材の目地部分(つなぎ目)が割れている場合はコーキングの打ち替え工事を行う事があります。
コーキング打ち替え工事とは既存のコーキングを撤去し、新しいコーキング材を充填する方法です。
- 既存のコーキングを綺麗に撤去します
- コーキング充填する箇所の周辺を養生します
- 目地部分にプライマーを塗布します
- プライマーの上から新しいコーキング材を充填し、ヘラでならします
- 養生を撤去したら完成
※コーキング増し打ち工事と、そのリスクについて※
コーキング打ち替え工事に対して、既存のコーキングの上からそのまま新しいコーキング材を充填する工事があります。
これをコーキングの増し打ち工事と言います。コーキング増し打ち工事は応急処置です。急な雨漏りや損傷によって予算がない場合に行ったりしますが、我々は基本的にコーキング打ち替え工事をオススメします。
というのも、既存のコーキングの上に新しいコーキング材を充填すると、既存のコーキングを撤去する手間と工数が浮くので費用は低く抑えられます。しかし、増し打ちした部分のコーキング材は十分な厚みが取れないことが多く、数年でひび割れてきてしまう場合が多いです。
コーキングの工事を行う際は、リスクを理解した上で増し打ちにするか打ち替えにするか決めましょう。
外壁の重ね張り工事(カバー工法)
外壁(サイディング)が広い範囲にわたって損傷したり、長い年月をかけて劣化している時は外壁の重ね張り工事を行う事もあります。ちなみに外壁材の耐用年数はおおよそ30年~60年ほどです。※塗装などのメンテナンス状況によっても前後します。
重ね張りは既存の外壁材の上から外壁材を付ける工事になるので、防音性能や断熱効果が上がる事が見込めます。
しかも廃材もあまり出ないので、施工費用も張り替えと比べると安く済むんです。
- 既存の外壁を洗浄し下地処理を行います
- 既存の外壁に透湿防水シートを貼り、その上に胴縁を取り付け、通気層を確保します
- サッシ周りや外壁のつなぎ目部分に役物を取り付けます
- 新しい外壁を取り付けていきます
- 出隅や入隅、外壁の間の部分をコーキングで充填し、その上から仕上げの役物を取り付け完成
※通気工法と直貼り工法について※
外壁の張り替え工事や重ね張り工事(カバー工法)には、通気工法と直貼り工法の二種類があります。リフォームの際はなるべく通気工法を選択しましょう。簡単に説明すると、通気工法は外壁のうしろに空気や水が通れる層を作って、壁に湿度や温度を調節する機能を持たせる工法です。
直貼り工法は直接下地に外壁を貼る工法なので通気層がなく、湿度や温度調整が上手くいかない事が多々あります。また、直貼り工法は壁の中に入り込んだ水分が外に排出されない場合は雨漏りの原因になる事もあり、リスクが高いです。特別な理由がない時は、出来るだけ通気工法を選択しましょう。
外壁の張り替え工事
カバー工法が選択できないくらい外壁や下地(野地板)が腐食して傷んでいる場合は外壁の張り替え工事を行います。既存の屋根等の廃材を撤去処分する必要があるので金額は高いです。しかし、カバー工法と違って重ね張りする分のスペースを確保する必要などはないので、建物自体はすっきりするというメリットがあります。
- 既存の外壁を解体撤去します
- 必要な場合は下地や断熱材を補強・交換します
- 下地の上に透湿防水シートを貼り、その上から胴縁を取り付け、通気層を確保します
- サッシ周りや外壁のつなぎ目部分に役物を取り付けます
- 新しい外壁を取り付けていきます
- 出隅や入隅、外壁の間の部分をコーキングで充填し、その上から仕上げの役物を取り付け完成
外壁の火災保険申請で気を付けるポイント!
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外壁塗装に火災保険は適用されない
よく質問されますが、外壁塗装の費用は火災保険ではおりません。外壁塗装とは外壁を良い状態でより長く使用するためのメンテナンスするためのリフォームです。そして火災保険は、何か被害があった時の補償を行う保険です。
自宅のメンテナンスをしたいので、火災保険の給付金をください!
と申請して、保険が下りるはずありませんよね…。しかし!諦めるのはまだ早い!火災保険の給付金は使い道が基本自由です。そのため、自然災害などの被害で受け取った給付金を、外壁塗装の費用に充てる事は可能です!興味がある方は火災保険を利用して外壁塗装をする方法を調べてみて下さい。
経年劣化による修理は補償対象外
外壁の耐用年数は材料にもよりますがおよそ15~30年ほど。もちろん塗装などのメンテナンスをこまめに行えばその分長持ちしますが、当然劣化はするものです。そういった経年劣化による外壁の破損は、火災保険の補償の対象外となりますので気を付けて下さい!
- 外壁のひび割れ
- 外壁の色あせ
- 外壁のチョーキング(外壁を触ると手が白くなる状態)
- 外壁に苔やカビ、錆の発生
- 外壁の塗膜のはがれ
経年劣化か、自然災害の被害なのか。一般の方ではなかなか判断が付きにくいかもしれません。そんな時は是非、リフォーム会社や火災保険サポート会社に相談してみましょう。
※詐称行為や悪質な業者に気を付けよう※
自然災害の被害ではない軒天の経年劣化の破損を「自然災害で壊れたもの」といって申請すると詐称行為にあたる可能性があります。詐称行為は立派な犯罪です。
最近では火災保険を悪用し、詐称行為を行う業者も居ます。
最悪の場合、業者だけでなく申請した皆さんも罰せられる可能性があるので、そういった悪質な業者に騙されないように気を付けて下さい!
免責が付いていると、給付が降りない?
火災保険で補償されないケースで意外に多いのは、火災保険の契約に免責が付いている場合です。免責とは簡単に説明すると「この金額の被害までは自分で責任を持ちます」という特約の事。
免責を付けている場合は「3万円」「10万円」「20万円」の3つの金額が多いです。免責を付けるとその分保険料は安くなりますが、いざという時に給付が降りない場合もあるのでよく検討しましょう。
被害の発生から3年以上経過している場合、給付が下りない?
火災保険の申請には時効が存在します。火災保険の時効は被害を受けてから3年です。被害発生から3年を過ぎると火災保険が申請できなくなります。とはいえ例外もあるので、もしも、
自宅に被害はあるけど、
被害を受けてから3年以上たってるかも…
という方は、すぐ諦めずに一度リフォーム会社や火災保険サポート会社に相談してみて下さい。
火災保険申請の手順
もしかしたら我が家も火災保険が使えるかもしれない…!
という方は火災保険の申請の流れも覚えておきましょう。
まずは実際の被害の場所を確認し、被害箇所の撮影をします。どこをどういった被害で申請するのか確認しましょう!
火災保険の申請書類は各保険会社によって違うので、窓口に電話をして書類を取り寄せましょう!(書類は1週間程度で到着)
火災保険の申請には見積書と被害箇所の写真の同封がほぼ必須なので、必要書類を準備しましょう!
火災保険の申請書が到着したら、記名捺印し、必要書類を同封してポストへ投函。
保険会社は言われたら即お金を払ってくれるわけではありません!保険会社立ち合いの現地調査が入る可能性があります。
(書類発送後1~2週間で連絡が入るので、日程調整を行いましょう)
現地調査後だいたい2週間くらいで結果が報告されます!
もし結果に不満がある場合は再調査を依頼することも可能です。
審査結果に納得できればその後1週間ほどで入金があります!
工事予定の方はトラブルを避けるため、金額確定してから契約するようにしましょう。
火災保険の申請の流れについてはこちらでも詳しく解説しています!
はじめての申請は火災保険サポートがオススメ
火災保険会社は基本的に営利団体です。給付金はむしろ支払わない方が利益に繋がり業績が上がる、という組織です。
自動車保険や生命保険などで、
今まで払い続けてきたのに、
いざ事故に遭ったら全然給付金が出なかった!
という話を聞いたことはありませんか?
火災保険でも同じことが起きる場合があります。しっかりとした知識をもって、根拠を集めて主張をしないと、実際の被害よりも低い給付金しか降りず損をしてしまうケースは沢山あるんです。もし不安がある方は、ぜひ一度火災保険サポートの無料相談・無料現地調査を受けてみて下さい。
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この記事を書いた人
FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ