家の壁に穴が!火災保険で修理する方法【リフォーム会社が教える】

 

 

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家の壁に空いた穴は火災保険で修理できる!

 

  • 物をぶつけてしまった
  • 足や手をついた拍子に壁に穴が開いてしまった

どなたでもこのような事故で家の壁に穴を開けてしまう可能性はあります。

 

直すとお金が掛かるし、でも見栄えは悪いし…

こんな時、実費で直したり、直さずポスターを張って放置してしまうのは損です。

実は家の壁の穴の修理には火災保険が利用できるのです!

 

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壁の穴修理に火災保険を使うための条件

 

とはいえどんな場合でも火災保険が利用できるという訳ではなく、壁の穴の修理に火災保険を使うためには条件があります。

 

壁の穴に火災保険を使うための条件

  • 「建物」の補償が付いていること
  •  戸建て住宅の場合は汚損破損補償が付いていること
  •  賃貸住宅の場合は借家人賠償責任補償が付いていること
  •  故意に開けた穴ではないこと

 

一つずつ確認してみましょう!

 

①建物の補償が付いていること!家財保険だけではダメ

 

火災保険の中で家の壁は「建物」の補償に含まれます。

そのため、家財保険のみ加入している場合は対象外です。

 

反対に、

うちの火災保険、家財補償はついてないから

といって諦めてしまう方も居ますが、ちょっと待ってください!逆ですよ!!

 

家財補償が付いていなくても、建物の補償があれば火災保険で修理することができるので、間違えないようにしましょう!

 

火災保険でどこまで補償される?建物・家財の対象箇所一覧【まとめ】

火災保険の補償ってどこまで下りるか知ってますか?火災保険は建物の外も中も補償してくれる総合保険です!補償範囲には「建物」と「家財」の二つのグループがあるので、…

 

②戸建て住宅の場合は汚損破損補償が付いていること

 

戸建て住宅にお住いの方は、保険の補償内容に汚損破損補償または不測かつ突発的な事故の補償が付いているか確認しましょう。

 

この補償は突発的に起きた予想のつかない損害について補償を行ってくれるものです。

保険によっては付いていなかったり、外したりできるようになっています。

戸建て住宅で壁の穴の補修を検討する際は必要な補償となっています!

 

③賃貸住宅の場合は借家人賠償責任補償が付いていること

 

賃貸住宅にお住いの方は、保険の補償内容に借家人賠償責任補償が付いているか確認しましょう。

 

この補償は大家さんに対して発生した損害賠償について補償を行ってくれるものです。

具体的には退去時の原状回復費用などがそれにあたります。

 

しかし、賃貸住宅の火災保険は非常に数が多く、補償内容も微妙に異なる事があるので、

壁に穴を開けてしまったのですが、補償対象になりますか?

と、火災保険会社に一度確認をとってみる事をオススメします。

 

④殴ったり、DIYしたなどの故意に開けた穴ではないこと

 

火災保険は不測かつ突発的に発生した損害でないと補償されません。

つまりわざと開けたような穴は補償の対象外です。

 

火災保険の対象にならないケース

  • カッとなって壁を殴って穴が開いた
  • DIYで壁に穴を開けた
  • 古かったのでわざと穴を開けて保険を使おうと思った

 

まさかいないとは思いますが、

どうせ火災保険使えるから穴あけちゃえ

というのはダメです。ご注意ください!

 

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家の壁(内壁)の修理費用は?

 

実際に家の壁に穴が開いてしまったとき、どれくらいの修理費用が掛かるのでしょうか?

 

修理費用の内訳は「施工費」「材料費」「出張費」の主に3つです。

壁の材質や施工範囲によっても金額は異なるのですが、目安として平均2万~5万円ほど掛かるでしょう。

 

ではここから、穴の大きさによってどの程度金額や施工内容が変わるのか見ていきます。

※今回は全て石膏ボード及びクロスの補修についての解説です!

 

①画びょうの穴の1ミリ程度の穴

 

ポスターやカレンダーなどを壁に貼る際に、画びょうなどを使って固定しますよね。

賃貸住宅の退去時には原状回復義務があるのですが、こういった1-2ミリ程度の小さな穴は修繕の義務がないとされています。

 

しかし中には、

なんかこの穴…気になるな…

という方もいらっしゃいます。

 

その場合はクロスの上からジョイントコークやパテを少量詰めて補修する方法が手軽でオススメです!

職人に依頼すると出張費用が掛かってしまうので、これくらいであれば自分でやった方が経済的ですね。

施工費材料費出張費自分で修理
3000円~5000円100円~300円3000円~5000円可能!

 

②ネジや釘の穴など5ミリ程度の穴

 

ネジ穴や釘による5ミリ以上ある穴は、先ほどとは違って賃貸住宅の場合原状回復義務が発生する可能性があるので要注意です。

 

基本的にはこの場合も画びょうの時と同じでジョイントコークやパテによる補修を行います。

ただ穴が大きい分、違和感が残る可能性はあるので、施工は慎重に。

施工費材料費出張費自分で修理
3000円~5000円100円~300円3000円~5000円可能!

 

③5センチ前後の小さな穴

 

5センチ程度の少さな穴にはパテを詰める事が出来ません。(後ろに落ちるため)

そのため土台となる下地を作ってあげる必要があるのですが、方法としてはメッシュシート金属メッシュなどがあります。

 

5センチ前後の壁穴の修理方法

  • 穴の周辺のクロスを剥がす
  • 穴を少し整えて、メッシュを貼る
  • その上からパテを塗り、乾燥したらやすりで均す
  • 新しいクロスを貼って完成!

 

上記の方法とは違って少し時間や技術が要りますが、器用な人であれば十分自分で修理可能です!

施工費材料費出張費自分で修理
5000円~2万円1000円~2000円3000円~5000円器用な人は
可能!

 

④10センチを超える大きな穴

 

10センチを超える穴になってくると、下地にメッシュでは耐久力が足らない可能性があります。

この場合では、新しい石膏ボードを穴にはめ込んであげる方法がオススメです!

 

10センチを超える壁穴の修理方法

  • 穴の周辺のクロスを剥がす
  • 穴を整えて、ボード裏に木を打ち付ける
  • 打ち付けた木を下地にして、新しい石膏ボードを打ち付ける
  • 周辺の溝をパテで埋めて、乾燥したらやすりで均す
  • 新しいクロスを貼って完成!

 

こちらも少し時間や技術が必要です。

ただ、DIYが好きな方などは十分自分で修理できる内容になっています!

施工費材料費出張費自分で修理
1万円~2万5千円1000円~2000円3000円~5000円DIY得意な人は
可能!

 

⑤50センチを超える大きな穴

 

50センチを超える穴になってくると、その周辺のボードを丸ごと交換した方が早い場合があります。

家の壁は一畳分くらいの石膏ボードを柱に打ち付けて作っているので、石膏ボードを一枚分外して新しい石膏ボードに交換する方法です。

 

50センチを超える壁穴の修理方法

  • 穴が開いている壁周辺のクロスをめくり、石膏ボードを外す
  • 既存の下地に新しい石膏ボードを設置する
  • 溝をパテで埋めて、乾燥したらやすりで均す
  • 新しいクロスを貼って完成!

 

これは日常的にリフォームを行っている職人さんや、DIY歴の長い方なら出来るかもしれません。

しかし、穴の場所によっては巾木(巾木)や長押(なげし)にも影響が出る可能性があるので、不安な方は業者に依頼しましょう。

施工費材料費出張費自分で修理
2万円~10万円2000円~4000円3000円~5000円ちょっと
難しそう!

 

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家の壁の穴の補修は自分でもできる!

 

ほとんどの場合では、家の壁の穴は自分で修理する事が可能。特に所有物件の修理は自分でやるのもアリでしょう!

youtubeなどで解説動画も出ているので、参考にしてみて下さい。

 

ちなみに火災保険の給付金は使い道が決められていません。

 

そのため、たとえば火災保険の給付金で5万円を受け取った後に

壁の穴は自分で修理しよう!

というのも全く問題ないので、ぜひ覚えておいて下さい!

 

こういう場合は壁の修理費用が補償されないかも

 

ここまで火災保険が利用できる条件を中心に話してきましたが、反対に火災保険が利用できない場合についても解説します。

 

ごく小さな凹みや壁紙の剥がれなど、性能上問題ない損傷

 

火災保険は、性能上支障がない程度の損傷は補償対象になりません。

 

性能上支障がない程度の損傷とは?

  • クロスの小さな剥がれ、キズ
  • 小さな凹み(穴まではいかないもの)

 

小さなとはいっても、

どこまでが小さいんだ??

となりますし、5センチを超えるものであれば一度ダメもとで申請してみるというのもいいかと思います!

 

免責金額以下の損害

 

火災保険には免責金額というものがあります。

免責金額とは、この金額までは自分で負担しますという自己負担金のようなものです。

 

金額は契約に応じて3万円・5万円・20万円と付けられるのですが、5万円以上の免責がある場合は壁の穴の修理費用は補償されない可能性が高いです!

免責が付いているかどうか分からない時は保険の証券で確認してみましょう。

 

被害の発生から3年以上経過している時【時効】

 

今日ここまでお話を聞いて、

え!昔うちにも壁に穴があいて、そのままだ!

という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、事故発生から3年以上経過していると時効となり、火災保険申請ができなくなってしまいます。

出来るだけ早めに申請を行うと損をしません!

 

なぜ火災保険請求に時効があるの?時効の例外について【リフォーム会社が教える】

火災保険請求には時効があります!これは保険法で定められており、期間は3年間。しかし、例外もあるのをご存じでしょうか?時効や過去の被害を遡って申請する方法につい…

 

 

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火災保険の申請手順

 

もしかしたら我が家も火災保険が使えるかもしれない…!

という方は火災保険の申請の流れも覚えておきましょう。

①被害箇所の確認(現地調査)
まずは実際の被害の場所を確認し、被害箇所の撮影をします。どこをどういった被害で申請するのか確認しましょう!
②火災保険会社への連絡・申請用紙の取り寄せ
火災保険の申請書類は各保険会社によって違うので、窓口に電話をして書類を取り寄せましょう!(書類は1週間程度で到着)
③被害復旧にかかる見積書の作成
火災保険の申請には見積書と被害箇所の写真の同封がほぼ必須なので、必要書類を準備しましょう!
④申請書へ記入捺印し、ポストへ投函
火災保険の申請書が到着したら、記名捺印し、必要書類を同封してポストへ投函。
⑤保険会社の現地調査
保険会社は言われたら即お金を払ってくれるわけではありません!保険会社立ち合いの現地調査が入る可能性があります。
(書類発送後1~2週間で連絡が入るので、日程調整を行いましょう)
⑥審査結果確定
現地調査後だいたい2週間くらいで結果が報告されます!
もし結果に不満がある場合は再調査を依頼することも可能です。
⑦給付金の入金手続き
審査結果に納得できればその後1週間ほどで入金があります!
工事予定の方はトラブルを避けるため、金額確定してから契約するようにしましょう。

 

火災保険の申請の流れについてはこちらでも詳しく解説しています!

火災保険請求の流れ!申請から支払いまでの7ステップ【リフォーム会社が教える】

    >火災保険申請サポートはFPに任せると安心!【調査完全無料】<   もくじ 家の壁に空いた穴は火災保険で修理できる!壁の穴修理に火災保険を使うための条件①建物…

 

 

分からない場合は火災保険申請サポートがオススメ

 

火災保険申請には、申請方法が分かりにくく必要書類が作成しにくいという問題があります!

 

面倒だから…

と諦めてしまうには2万円~5万円って大きな金額ですよね…。

 

そんな時は成功報酬型の火災保険申請サポートを利用するのがオススメです!

もし不安がある方は、ぜひ一度火災保険サポートの無料相談・無料現地調査を受けてみて下さい。

 

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この記事を書いた人

FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
おうちのお悩みドロボー 代表
村松

国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!

不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。

その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!

現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ

屋根・外壁・雨漏り修理や火災保険の申請をご検討の方は
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