\おうちのお悩みドロボーの雨漏り修理/
屋根の天窓・トップライトの雨漏りの原因は主に3つ
屋根の天窓・トップライトからの雨漏りを経験したことがあるという方は多いのではないでしょうか。
というのも、そもそも屋根に天窓・トップライトがある建物はとても雨漏りしやすいです。
屋根にわざわざ穴を開けて窓を設置しているわけですから、当然と言えば当然ですよね。
ちなみに屋根についている天窓やトップライトと壁についている掃き出し窓などの修理方法は異なります。もちろん金額も違います。
もし天窓ではなく窓サッシの雨漏り修理を検討されている方はこちらを参考にしてください。
さて、では天窓・トップライトの雨漏りは主にどのような原因で発生するのでしょうか?
天窓・トップライト周辺の防水シートの劣化
天窓・トップライトの雨漏りの原因として一番多いのは天窓周辺の防水シートが経年劣化し、切れてしまう事です。
屋根には通常、屋根材の下に防水シートという雨を建物内部に侵入させないための材料が設置されています。
防水シートが経年劣化してしまうと目で見える窓枠や屋根材に被害が見当たらないのに雨漏りするという状況になり、雨漏り修理もしにくくなるのが特徴です。
天窓・トップライトのパッキンの劣化
天窓・トップライトの雨漏りの原因として多いのはガラスと枠の境目にあるパッキンの劣化です。
屋根に面しているため紫外線を浴びやすい環境で、パッキンが普通よりも劣化しやすい場所だと言えます。
パッキンが劣化すればガラスと窓枠の隙間から雨が侵入し、雨漏りとなります。
天窓・トップライト自体の歪み
あまり多くないですが、天窓やトップライト自体が歪んでしまって雨漏りが発生する場合もあります。
理由は様々ですが強風や地震、何度も開閉したことによる劣化などが考えられます。
サッシ自体が歪んでしまった場合は元に戻すという事ができませんので、交換するほかありません。
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屋根の天窓・トップライトの修理方法と費用相場
実際に天窓やトップライトから雨漏りした際にどういった修理が必要で、いくらくらいの費用が掛かるのでしょうか?
ここからは天窓の雨漏り修理の具体的な方法と金額について解説します。
①コーキング補修
まず天窓修理で一番簡単なのがコーキング補修です。
軽微な破損や、天窓のパッキンの劣化などであればこの方法で雨漏りを止めることができます。
費用も安く済むのですが、あくまでも応急処置なので数年で再発してしまう可能性があるので注意が必要です。
工事名称 | 工事費用相場 |
コーキング補修工事 | 約1万~5万円 |
ちなみにコーキング補修は難しい技術など必要ないので、やり方さえわかれば誰でも自分でDIYできます!
興味がある方はぜひこちらのリンクも参考にしてください。
②天窓・トップライトの交換工事
もし天窓・トップライト本体が歪んで雨漏りが発生する場合はサッシ本体ごと交換します。
大掛かりな工事になるので費用相場も20万~30万円程度するでしょう。
また、使用している屋根材によっては傷つけずに補修することが難しく、屋根も交換する必要があるので注意が必要です。
工事名称 | 工事費用相場 |
サッシ交換工事 | 約20万~30万円 |
③屋根修理工事
サッシにも屋根表面にも一見問題がない場合。そんな時は屋根内部の防水シートを新しくする必要があります。つまり屋根修理工事が必要です。
屋根工事は高額なリフォームですが、この修理で止まらない屋根の雨漏りはほぼありません。
屋根修理工事の方法はいくつかあるので、状況に応じて適切な工事方法の提案をプロに受けましょう。
工事名称 | 工事費用相場 |
屋根カバー工事 | 約80万~180万円 |
屋根葺き替え工事 | 約120万~250万円 |
瓦屋根葺き直し工事 | 約80万~200万円 |
屋根の天窓・トップライトから雨漏りしたときの応急処置
もしも屋根の天窓やトップライトから雨漏りした場合はまず水が床や壁に広がらないように養生をしましょう。
家にあるタオルや新聞紙、バケツなどを敷いて雨水を受け止める状態を作ります。
天窓の雨漏りは自分で補修できる?
このように考える人が最近増えましたが、天窓やトップライトを自分でDIYして修理するのは非常に危険なのでオススメしません。
やはり場所が屋根上という事もあり、非常に危険ですし落ちれば大事故です。プロの職人でも足場がない状態での作業は避けますし、それだけ足場というものは重要です。
もしDIYで天窓を直したいという場合はせめて足場だけでもプロに架けてもらうようにしましょう!
ちなみに自分でコーキング補修をする方法についてはこちらのリンクで紹介してるので参考にしてください。
屋根の天窓・トップライトの雨漏りで知っておきたいこと
天窓・トップライトは雨漏りしやすいのを理解し対策する
冒頭でもお話ししたとおり、天窓やトップライトはそもそも雨漏りしやすいです。ですからそういった設備を有した建物は定期的にメンテナンスをしていかないといけないという意識を持つことが大切です。
天窓を長持ちさせるためのメンテナンス工事とはたとえば、
- 屋根のカバー工事
- 葺き替え工事
- サッシの板金巻き工事
などがあります。
雨漏りしてから修理をすると当然元の状態には戻ってくれませんし、予想外に高額な修理費用が必要になる可能性もありますのでメンテナンスは意識してみてください。
雨漏りじゃなくて結露の可能性もある
窓周辺は結露現象が発生しやすく、それによって周辺が濡れてしまう事があります。
結露とは家の中と外の気温差によって空気中の水分が液体になってしまう現象の事です。
結露は雨漏り修理を行っても止めることはできません。結露を止めるためには、
- 窓サッシの交換などによる気密性の向上
- 室内の換気
- 室内の除湿
などによって対策するのが効果的です。
雨漏りと結露、見分けにくい部分もありますが全くの別物なので気を付けましょう。
雨漏りの原因箇所が特定できない場合は散水調査がオススメ
天窓・トップライトから雨漏りしているけど、どこが原因なのか分からない
このような場合、むやみに修理工事をしてしまうと工事したのに雨漏りが止まらないという可能性があります。
ですので雨漏りの発生原因が分からない場合は散水調査を行う事をオススメします。散水調査は疑わしい箇所に水を流し続け、雨漏りを再現する作業です。
費用は発生してしまいますがより確実に雨漏りを止める事が大切です。
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屋根の天窓・トップライトの雨漏り修理に火災保険は利用できるのか?
天窓の雨漏りに火災保険は使えますか?
最近このようなお問合せを頂く事がありますが、結論難しい場合が多いです。
火災保険とは住宅総合保険という損害保険の一種で、建物などに自然災害等による被害を受けた場合にその損害を補償するという保険です。
雨漏りの原因の多くは経年劣化によるもので、自然災害等によって雨漏りが発生するのは非常に少ないケースです。
また仮に雨漏りが自然災害が原因で発生したものだとしても、雨漏りとその自然災害との因果関係を消費者が証明する必要があります。
こうした理由もあって、多くの雨漏り修理には火災保険は利用できず、実費で修理している方がほとんどなのです。
雨漏り修理のご相談は総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーへ
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーは雨漏り修理のプロが在籍している、総合リフォーム会社です!
屋根修理、外壁修理、防水工事、散水調査など状況に応じて最適なご提案を行います。
また総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーにはFPが在籍しているので、補助金や火災保険やふるさと納税などを利用したリフォームのご相談も承っております。
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雨漏り修理のお役立ち情報一覧
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この記事を書いた人
FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ