火災保険でゲリラ豪雨の被害の修理ができる?【リフォーム会社が教える】

 

 

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ゲリラ豪雨の発生件数は年々増加している

ゲリラ豪雨とは、局地的に短時間で降る激しい豪雨のことです。ゲリラ豪雨は規模が小さく、突発的かつ散発的に起こるため、事前に予測することが難しいといわれています。

日本気象協会より引用

 

気象庁(アメダス)が発表するデータによれば、直近10年の1時間降水量50mm以上の雨の発生件数は、統計を取り始めた当初と比較して1.4倍にもなるそうです。

近年のゲリラ豪雨(異常気象)の増加はしっかりとデータで示されています。

今後も増加する事は予想されますが、こういった気象変化に合わせ、今まで以上に火災保険の活用・知識が必要になると思われます。

 

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ゲリラ豪雨の怖さはただの大雨ではない

ゲリラ豪雨の怖さの一つは、短期間に降った大雨により排水が間に合わず、より低い土地へ流れ溜まってしまうことで起きる内水氾濫と、河川の堤防から水が溢れて起こる外水氾濫です。

これによって建物は床上浸水・床下浸水の被害に遭うことがあります。

 

また、一時的・局所的な大雨は地盤を脆弱化させ、土砂崩れを引き起こすこともあります。

この規模の自然災害になると建物が全壊することもありますし、過去にはゲリラ豪雨をきっかけとして死者が出たこともありました。

 

このようにゲリラ豪雨はただ大雨が降るだけではなく、非常に危険な自然災害なのです。

 

ゲリラ豪雨は竜巻や落雷を伴うことがある

ゲリラ豪雨は不安定な大気の状態の中で発達した積乱雲によって起こります。
積乱雲はゲリラ豪雨を引き起こすだけでなく、竜巻や落雷、雹などの自然災害も同時に発生させることがあります。

 

ゲリラ豪雨の被害はなかったが、竜巻や落雷の被害にあった

という方もいると思います。
そういった場合はこちらのお話も参考にしてください。

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【結論】ゲリラ豪雨による建物の被害は火災保険が利用できる!

ゲリラ豪雨による被害は、火災保険が利用できる可能性があります!

 

え?火災保険って火事の時に利用するものじゃないの?

と感じた方は、今まで損をしていた可能性があります。

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先ほども説明した通り、ゲリラ豪雨の発生は突発的で一時的です。

そのため被害が発生した際には

そんな大きな修理費用、すぐには準備できない

という方も沢山います。

 

しかし、それが火災保険で出た給付金で修理できるなら絶対に利用したいですよね。

ゲリラ豪雨の被害に遭った際は必ず火災保険の申請を検討しましょう。

 

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ゲリラ豪雨被害で火災保険が利用できるのはこんな時!具体的な適用条件など

ゲリラ豪雨の被害に火災保険が適用できると言いましたが、どのような状態であれば対象になるのでしょうか?

 

まず第一に、加入している火災保険が「水災」「風災」の補償をしてくれるか確認しましょう。
これらの補償が付いていない場合はゲリラ豪雨による被害を受けていても火災保険の対象にならないことが多いです。

 

ちなみに補償内容は証券補償内容の確認というような書面に記載されている場合がほとんどなので、わからない方はチェックしてみてください。

 

では次に、具体的にどのような状態のときに火災保険が利用できるのかについて、実際に多い被害状況を一つずつ確認してみましょう。

 

①ゲリラ豪雨で雨樋がゆがんでしまった

雨樋が雨の重み等により歪んでしまった場合は、火災保険が利用できる可能性があります!

 

たとえば気象庁の定義している猛烈な雨とは「1時間に80mm以上の雨」のこと。
これは1平方メートルに1時間で80kgに相当する雨が降るという事と同じ意味です。

この雨の重みは屋根を伝って雨どいに集中するわけですから、雨樋が変形してしまう可能性は十分にあります。

 

少し小難しいと感じたら「ゲリラ豪雨で歪んだ雨樋は水災の被害として認定される可能性がある」という事だけ覚えておきましょう!笑

 

②ゲリラ豪雨で床上浸水してしまった

先ほども説明した内水氾濫や外水氾濫によって建物が床上浸水してしまった場合は、火災保険が利用できる可能性があります!

 

床や柱、壁、基礎部分などの被害はもちろん、契約内容によっては建物内の家具・家電も補償の対象です。

え、こんなものまで?

という事もあるので、浸水被害に遭った際は細かく確認し、わからない場合はリフォーム業者等に確認してみましょう。

 

③ゲリラ豪雨による土砂崩れで建物等が壊れてしまった

近くで土砂崩れが起きてその被害を受けた場合は、火災保険が利用できる可能性があります!

 

  • 建物(窓等含む)
  • 植栽
  • カーポートや物置

なども補償の対象になる場合があります。

 

また、傾いたりしていなくとも凹むなど破損している場合も可能性あり!
しっかり覚えておきましょう。

 

④ゲリラ豪雨で地盤がゆるんで建物が傾いてしまった

大雨により地盤がゆるみ、それによって建物が傾いてしまった場合は、火災保険が利用できる可能性があります!

 

地盤が傾いてしまった場合の修理は、建物を持ち上げて杭を打って基礎を安定させて…と、非常に大掛かりな工事になります。

傾き方にもよりますが数百万円単位の修理費用が発生しますので、火災保険に加入している場合は絶対に使用しておきたいところです。

 

※【要注意】地震による建物の傾きは対象外※

ゲリラ豪雨の直後は特に被害がなく、その後地震が発生した際に建物が傾いたとします。

 

この場合は大雨によって地盤が緩んでいたなどゲリラ豪雨も関係している可能性がありますが、火災保険は対象にならず地震保険の対象にる可能性が高いです。

この場合は、地震保険に加入していないと給付金がおりません!

 

地震大国日本ですから、現状地震補償がついておらず不安な方は地震補償も付けておいたほうがいいのかもしれません。

 

ゲリラ豪雨の被害を放置するとどうなる?

ゲリラ豪雨による被害を放置するとどうなるの?

 

たとえば浸水している場合は、浸水した個所から建物が腐っていく可能性があります。

 

水分を含んだ木は非常に速いスピードで腐食します。

放っておいても勝手に乾燥するでしょ~

と期待するのは非常に危険です。
一度水分を大量に含んでしまうと、自然に乾燥するという事はほとんどありません。

床下浸水・床上浸水した場合は必ず柱や根太の状態を確認しましょう。

 

また、地盤が緩くなっている場合は建物がどんどん傾いていく可能性があり、最終的には倒壊する危険性すらあります。

基礎や地盤は建物にとってとても大切な要素なので、少しでも傾きがみられる場合は、今より悪化する前にリフォーム会社などの専門家に見てもらうことをオススメします。

 

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こういう場合は火災保険では補償されない

ここまでは火災保険が利用できる場合について説明しましたが、反対に下記のようなケースでは、火災保険では補償されない場合が多いです。

 

①水災の被害認定基準を満たしていない時

水災の被害認定基準は意外と細かく、しかも加入している火災保険によっても基準が異なります。

 

水災の認定基準の一例

  • 床上浸水した場合
  • 地盤面から45cmを超える浸水による損害を受けた場合
  • 建物や家財が保険価額の30%以上の損害を受けた場合

 

たとえば加入している保険によっては床下浸水で基礎部分に被害を受けても補償対象外となります。
土砂崩れで敷地内が汚されても補償対象外となるわけです。

 

うちの火災保険の水災はどんな補償になっているんだろう…

という方は被害に遭ってからでは遅いので、一度内容を確認してみるといいでしょう。

 

②免責額以上の被害が認められない時

火災保険の契約に免責が付いている場合は、給付金が降りない事が多々あります。

免責とは簡単に説明すると「この金額の被害までは自分で責任を持ちます」という特約の事。

 

免責を付けている場合は「3万円」「10万円」「20万円」の3つの金額が多いです。

免責を付けるとその分保険料は安くなりますが、いざという時に給付が降りない場合もあるのでよく検討しましょう。

 

③被害の発生から3年以上経過している時

火災保険の申請には時効が存在し、時効を迎えると火災保険を申請しても給付金がもらえません。

火災保険の時効は被害を受けてから3年です。

 

とはいえ例外もあるので、もしも、

自宅に被害はあるけど、被害を受けてから3年以上たってるかも…

という方は、すぐ諦めずに一度リフォーム会社や火災保険サポート会社に相談してみて下さい。

 

なぜ火災保険請求に時効があるの?時効の例外について【リフォーム会社が教える】

火災保険請求には時効があります!これは保険法で定められており、期間は3年間。しかし、例外もあるのをご存じでしょうか?時効や過去の被害を遡って申請する方法につい…

 

 

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火災保険の申請の手順

もしかしたら我が家も火災保険が使えるかもしれない…!

という方は火災保険の申請の流れも覚えておきましょう。

①被害箇所の確認(現地調査)
まずは実際の被害の場所を確認し、被害箇所の撮影をします。どこをどういった被害で申請するのか確認しましょう!
②火災保険会社への連絡・申請用紙の取り寄せ
火災保険の申請書類は各保険会社によって違うので、窓口に電話をして書類を取り寄せましょう!(書類は1週間程度で到着)
③被害復旧にかかる見積書の作成
火災保険の申請には見積書と被害箇所の写真の同封がほぼ必須なので、必要書類を準備しましょう!
④申請書へ記入捺印し、ポストへ投函
火災保険の申請書が到着したら、記名捺印し、必要書類を同封してポストへ投函。
⑤保険会社の現地調査
保険会社は言われたら即お金を払ってくれるわけではありません!保険会社立ち合いの現地調査が入る可能性があります。
(書類発送後1~2週間で連絡が入るので、日程調整を行いましょう)
⑥審査結果確定
現地調査後だいたい2週間くらいで結果が報告されます!
もし結果に不満がある場合は再調査を依頼することも可能です。
⑦給付金の入金手続き
審査結果に納得できればその後1週間ほどで入金があります!
工事予定の方はトラブルを避けるため、金額確定してから契約するようにしましょう。

 

火災保険の申請の流れについてはこちらでも詳しく解説しています!

火災保険請求の流れ!申請から支払いまでの7ステップ【リフォーム会社が教える】

    >火災保険申請サポートはFPに任せると安心!【調査完全無料】<   もくじ ゲリラ豪雨の発生件数は年々増加しているゲリラ豪雨の怖さはただの大雨ではないゲリラ豪…

 

 

はじめての申請は火災保険サポートがオススメ

火災保険会社は基本的に営利団体です。
給付金はむしろ支払わない方が利益に繋がり業績が上がる、という組織です。

 

自動車保険や生命保険などで、

今まで払い続けてきたのに、いざ事故に遭ったら全然給付金が出なかった

という話を聞いたことはありませんか?

火災保険でも同じことが起きる場合があります。

しっかりとした知識をもって、根拠を集めて主張をしないと、実際の被害よりも低い給付金しか降りず損をしてしまうケースは沢山あるんです。

 

もし不安がある方は、ぜひ一度火災保険サポートの無料相談・無料現地調査を受けてみて下さい。

 

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この記事を書いた人

FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
おうちのお悩みドロボー 代表
村松

国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!

不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。

その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!

現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ

屋根・外壁・雨漏り修理や火災保険の申請をご検討の方は
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