屋根修理や雨漏り修理にはリフォームローンが使える!
屋根修理や雨漏り修理には高額な費用が掛かってしまう事が多く、急に工事が必要になった時にその費用を準備できない方もいらっしゃるはずです。
とはいえ、屋根が剥がれそうになっていたり、雨漏りしてしまったらそのまま普通に暮らし続けるのは難しいですよね。
そんな時に利用したいのがリフォームローンです!
リフォームローンとはその名の通り、リフォームの際に利用できるローンの事。
最大のメリットは、保証や自己資金が無くても利用できる可能性がある点です。
屋根修理・雨漏り修理したいけど急でお金がない…
という方はぜひ最後までお付き合いください!
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屋根修理・雨漏り修理に使えるリフォームローンの種類
屋根修理や雨漏り修理に利用できるリフォームローンにはいくつかの種類があります。
どのリフォームローンでも屋根修理や雨漏り修理には利用できるのですが、それぞれに若干の違いがあります。
一つずつ見ていきましょう。
①銀行のリフォームローン
一番身近なリフォームローンは、銀行が行っているリフォームローンです。
既に銀行の住宅ローンでお金を借りている方もいると思いますが、そこから更にリフォームローンを融資してもらう事が出来る場合があります。
一方、住宅ローンの借り入れが無い銀行では、口座を作る必要がありますが、申込できないという事はありません。
場合によっては住宅ローンの借り換えとリフォームローンの借り入れを同時に行う事で、全体の金利を下げて一本化できる場合もあります。
銀行の利率は他と比較して低い場合が多く、長期での融資や高額の融資の際に払う金利が少なくて済むのが最大のメリットです。
反対に審査が難しいというデメリットもあります。
審査の難易度 | 比較的難しい |
金利 | 比較的高い |
審査期間 | 2週間~1ヶ月程度 |
特徴 | 1.返済実績がプラス評価になる可能性がある 2.住宅ローンの乗り換えを含むリフォームローンの借り入れで金利を下げられる場合もある 3.返済期間や借入額が銀行によって違う |
②クレジットカード会社のリフォームローン
クレジットカード会社が行うリフォームローンもあります。
地方銀行と違って基本的にはエリアを問わずに融資の相談ができる点が使いやすいです。
またカード会社によっては、借入額や借入の内容次第で金利の優遇やポイント率の優遇を受けられる場合がある点も魅力です。
使用頻度の高いカード会社があればそこのリフォームローンを調べてみる事をオススメします。
審査の難易度 | 比較的易しい |
金利 | 比較的高い |
審査期間 | 即日~1週間程度 |
特徴 | 1.融資内容によって金利やポイント率の優遇がある場合がある 2.融資審査が早い場所が多く、すぐに判断・即工事ができる 3.リボ払いや分割の利用状況がマイナス評価に繋がる場合がある 4.物件の所在地の制限がない |
③住宅金融支援機構のリフォーム融資
フラット35でお馴染みの住宅金融支援機構でもリフォームローンを取り扱っています。
こちらはなんと言っても金利が安い点が最大の魅力です。
その反面、工事内容の要件や対象物件の要件などが細かく決められており、正直かなり手間がかかります。融資もすぐにという訳にはいきません。
長期的な目線での耐震性能向上のための屋根修理や、投資用の中古物件を購入した場合のリフォームなどを検討する際にオススメの商品です。
審査の難易度 | 難しい |
金利 | 低い |
審査期間 | 1ヶ月~1ヶ月半程度 |
特徴 | 1.要件や条件が細かく、融資まで手間がかかる 2.金利は断トツで低い 3.物件の所在地の制限がない |
④屋根修理・雨漏り修理業者の提携リフォームローン
屋根修理業者や雨漏り修理業者の中には、金融機関やクレカ会社等と提携しているリフォームローンを利用できる所もあります。
メリットとしては修理業者が審査や必要書類作成を行ってくれますし、審査が通ればその後工事まで行ってくれるので非常に楽な点です。
提携先はバラバラですが金利も安くなっている事があり、しかも無担保・無保証可能という事もあるので、有利な提携リフォームローンがある業者を探すのもアリですね。
審査の難易度 | 比較的易しい |
金利 | 場所によるが低い所もある |
審査期間 | 数日~2週間程度 |
特徴 | 1.修理業者が申請から工事まで出来るので手続きが非常に楽 2.修理業者の実績次第でリフォームローンが通りやすくなる可能性がある 3.リフォームローンが通れば工事が出来るので、修理業者も必死に動いてくれる |
いくら借り入れできるの?屋根修理・雨漏り修理にかかる費用
実際に屋根修理・雨漏り修理ではいくらくらい借り入れが可能なのでしょうか?
まず、屋根修理や雨漏り修理にかかる平均的な費用は下記です。
- 屋根修理にかかる平均費用…100万~250万円程度
- 雨漏り修理にかかる平均費用…50万~250万円程度
リフォームローンの審査に通れば、上記の費用全てが借り入れ可能です。
そのため、本当に自分のお金がない状態(自己資金0円)でも工事が出来てしまいます!とても助かりますね。
さて、ここからは各修理工事でどれくらいのお金が掛かるのかを参考までにもう少し詳しくご紹介します。
1.屋根の葺き替え工事【100万~250万円程度】
屋根の葺き替え工事とは、既存の屋根材を解体撤去したのちに新しく防水シートと屋根を載せる工事のことです。
今の屋根を撤去する手間とそれを廃棄するためのお金が必要になるため、屋根修理の中でも一番高額な工事です。
雨漏りのせいで下地が傷んでいる場合や、耐震性能を上げるための屋根軽量化の工事の際に、葺き替え工事を行います。
工事費用 | 約100万~250万(足場別) |
工事期間 | 約14日間 |
特徴 | 1.基本的にはどの建物に対しても実施可能な工事。 2.屋根が重くならないので耐震性に優れている。 |
2.屋根のカバー工事(重ね葺き工事)【60万~200万円程度】
屋根のカバー工事は、既存の屋根の上に新しく屋根材を設置する工事で、重ね葺き工事とも言います。
当然屋根を撤去するための手間や費用が発生しないので、工事費用は比較的安価に済みます。
最近はこのカバー工事を選ぶ方が多いです。
この方法は平板スレート屋根の建物で選ばれることが多く、反対に瓦屋根の家では選択できない工事方法です。
工事費用 | 約60万~200万(足場別) |
工事期間 | 約10日間 |
特徴 | 1.雨漏りしている場合にカバー工事を行うのは注意が必要。 2.既存の屋根が瓦などの場合はカバー工事は選択できない。 3.屋根が二重になるので断熱性能が上がる場合がある。 |
3.屋根瓦の葺き直し工事【60万~150万円程度】
和瓦などを利用している瓦屋根の建物は葺き直し工事が基本です。
葺き直しとは瓦を一度移動させて、下地や防水シートを新しくしたのちに瓦を戻す工事です。
新しい屋根材を購入する必要が無いのが最大の特徴。
そもそも日本の瓦屋根は非常に頑丈で耐用年数が長いので、割れたり欠けたりしない限りは半永久的に利用できる優れものです。
長期的に考えるととてもエコな屋根材なのです。
工事費用 | 約60万~150万(足場別) |
工事期間 | 約14日間 |
特徴 | 1.屋根材を新しく購入しないのでエコで比較的安価に工事できる。(屋根を解体する工数はかかる) 2.瓦職人が少ないので、瓦工事ができる屋根屋さんは限られている。 |
4.棟板金や棟瓦の修理工事【15万~40万円程度】
経年劣化や台風や地震などの自然災害で、屋根の頂点(棟)の部分だけに損傷を受ける事があります。
この場合は屋根全体を修理する必要は無く、棟板金の交換や棟瓦の積み直し工事を行うのが一般的です。
屋根全体の工事では無いので、今までの工事と比較するととても安く感じますね。
工事費用 | 約15万~40万(足場別) |
工事期間 | 約3日間 |
特徴 | 1.屋根全体を交換しないため比較的安く工事ができる |
5.屋根の一部補修や部分修理【3万~20万円程度】
屋根材を交換する場合、出来るだけ予算を抑えたいという方も居るはず。
現在の屋根材や修理したい箇所にもよりますが、たとえば南側の屋根だけとか、極端な話屋根材を一枚だけという修理も可能。
しかし注意して頂きたいのは、直していない箇所は建物を建てた時からずっと劣化している状態なので、遅かれ早かれ他の箇所も損傷する可能性が高いという点です。
一部補修や部分修理はあくまでも応急処置となります。
工事費用 | 約3万~20万(足場別) |
工事期間 | 約1日間 |
特徴 | 1.工事費用も工事期間も少なく済む 2.一部の補修に対して足場や材料の購入が必要なので、割高にはなる 3.あくまでも応急処置的なものなので完全に直っている状態ではない 4.修理していない他の箇所が劣化して破損する可能性がある |
6.雨漏り修理や雨漏り調査
雨漏り修理や雨漏り調査にはいくつかの種類があり、一概にまとめることはできません。
しかし我々の経験上、しっかり修理するためには平均的に下記の費用が掛かる場合が多いです。
- 雨漏り調査にかかる平均費用…5万~25万円
- 雨漏り修理にかかる平均費用…50万~250万円
※応急処置ではなく、雨漏り修理する場合の金額
工事費用も工事期間もバラバラですね。今まさに雨漏りで困っているという方は一度プロに現地調査をしてもらう事をオススメします。
リフォームローンを利用するための手続きや流れ
実際にリフォームローンを利用したい場合はどうすればいいの?
という事でここからは、リフォームローンを利用するための手続きや流れについて解説していきます。
①まず修理にいくらかかるのか確認
ローンを組むにしても、工事費用がいくらかかるのか分からない事には借入の話も進められません。
屋根修理業者や雨漏り修理業者に依頼をして、実際の修理費用について見積もりを算出して貰いましょう。
ちなみにこの時、一社で決めてしまうと損をしてしまう可能性があります!
見積りは2社以上、相見積もりを取って決める事をオススメします。
②リフォームローンを利用したい機関に相談・仮審査
工事にかかる金額が分かったら次にリフォームローンを利用したい機関に連絡を行って、相談をしましょう。
また、もし可能であればこの時点で仮申し込み・仮審査を行い、現実的にリフォームローンが利用できそうか相談してみてください。
ちなみにこの段階では何社に相談しても問題ありません。
後ほどキャンセルが出来ます。
絶対に工事はしたいので、どこかの融資を借りれないと困る
という場合は銀行やクレジットカード会社など分けて何社か相談しに行ってみるのも良いでしょう。
③リフォームローンの本審査の申込み
準備ができたらリフォームローンの本審査の申込みを行います。
必要書類や申込書を記入して、機関に提出しましょう。
この際に注意して頂きたいのは、まだリフォームローンが通らない可能性があるのでリフォームの契約を先に行わないようにすることです。
リフォームの契約をしてしまったが、ローンが下りない…
なんて事になってしまうと修理業者と揉めてしまう可能性が大!
事前にリフォーム会社の担当者にも、リフォームローンが通ってから話を進めたいという事は伝えておくと良いでしょう。
④本審査に通過したらリフォームの契約
リフォームローンの審査を通過したら、ようやく修理工事の契約手続きです。
ただここでも注意点があります。
審査は通過したが融資金額が満額ではない、という結果になってしまう事があります。
たとえば200万円の融資希望をだして、150万円しか承認されないという事があるという事です。
このようなトラブルもありますので、必ずリフォームの契約はローン審査後に行いましょう。
リフォームローンが利用できない場合とは?
ここからはリフォームローンが利用できない場合についても説明しておきます。
リフォームローンが利用できない場合は単純で、年収等に対して借り入れの額が高額過ぎる場合です。
基本的にリフォームローンは住宅ローンと同じで、返済比率等を考えて安定していると判断された方にしか融資されません。
一般的にローンで借り入れできる金額は、返済比率は約1/3(33%程度)までと言われています。
たとえば年収450万円のAさんが居た場合、返済比率33%とすると年間150万円ほどです。
毎月に割り戻すと12.5万円ですね。
現在支払っているローンの合計がこの基準を超えてしまうと、リフォームローンが通らなくなる可能性がグンと高くなります。
既に住宅ローンやマイカーローンを借入している方はこのような問題が発生することが多いので注意が必要です。
屋根修理・雨漏り修理にリフォームローン以外で利用できるお得な制度!
リフォームローン以外の工事費用を安くするための制度を知りたい
実際に屋根修理や雨漏り修理をするなら、他のお得な制度も利用したいですよね!
ここからは実際に屋根修理や雨漏り修理の際に利用できる制度について解説します。
各自治体の補助金や助成金を使ったリフォーム
自治体によっては、屋根修理や雨漏り修理の際に補助金が出る場合があります!
これらは一例ですが、金額にして大体10万円~30万円ほど出る場合が多いようです!
補助があるなら利用しない手はないですよね。
ぜひお住いの自治体の制度を一度確認してみましょう。
火災保険を利用したリフォーム
火災保険に加入している方は、屋根修理や雨漏り修理に火災保険が利用できる可能性があります!
火災保険は住宅総合保険と言って、自然災害などの突発的な被害によって起こった損害を補償してくれる損害保険です。
そのため、台風・竜巻・落雷・雹・大雪などが原因で雨漏りが発生した場合は、火災保険を利用してリフォームが可能です。
火災保険で直せるのであればリフォームローンを組む必要もないので、ぜひ一度調べてみて下さい。
ふるさと納税を利用したリフォーム
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーでリフォームを行うと、リフォーム費用の一部にふるさと納税を利用することができます!
簡単に説明すると、ふるさと納税はもともと払う予定だった所得税や住民税を返礼品に替えられる制度です!
ただ税金を払うだけではなく、リフォームの費用にすることができるので、ぜひ活用してみましょう!
屋根修理・雨漏り修理を安くするコツ
屋根修理・雨漏り修理は一部修理ができる
全ての屋根ではありませんが、一部の屋根は全面ではなく一部分だけ修理することが可能です。
一部修理であれば、屋根を全面工事するよりは割高にはなってしまいますが総工費を抑える事ができます。
一部修理では工事費を抑えることができますが、デメリットも潜んでいます。
- 雨漏りが止まらない場合がある(工事をやり直さないといけない)
- 工事していない部分の屋根が悪化・被害拡大することがある
- 費用が割高になる
- 屋根職人やリフォーム会社が引き受けたがらない
屋根の一部修理・部分補修についてはこちらで解説しているので、興味がある方は確認してみて下さい。
屋根工事・雨漏り修理の検討の際は相見積もりを取る
リフォーム工事の多くは相場はありますが、定価はありません。つまり、同じ工事内容でも安い所高い所があります!
ですから、誰でもできる簡単な修理費用を安くするための方法として、相見積もりを取る事は非常に効果的です!
ためしにもう一社見積りを取ってみよう
というだけでも5万・10万の差が出る事はザラにあります!
まだ一社しか見積りを取っていない方は、ぜひ相見積もりを取ってみて下さい。
リフォームローンを使った屋根修理・雨漏り修理は総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーにご相談ください!
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーはFPが在籍するリフォーム会社です。
屋根修理・雨漏り修理のご相談や無料現地調査が可能なので、お気軽にお問い合わせください。
またFPが在籍しているので、リフォームローンの相談や補助金や火災保険を利用したリフォームも対応可能です!
火災保険を利用した屋根修理の際は、補助金申請費や火災保険サポート費なども頂いておりません。
ご興味がある方は、
リフォームローンや補助金や火災保険を利用したリフォームを検討したい
と、担当までお伝えください。
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この記事を書いた人
FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ