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【結論】火災保険の申請は難しいが、自分でも出来る!
火災保険申請は難易度が高いので個人で申請するのは難しい
という話をよくネットなどで見かけますが、実際のところはどうなんでしょうか?
もし火災保険の申請を外部に依頼した場合(申請サポートなど)、手数料として給付金に対して30%~40%の手数料がかかってしまいます。
※たとえば100万円の給付金が降りた場合、30万円~40万円の手数料が掛かる。
費用を掛けずにできるなら、できれば自分でやりたい!
決して安い金額ではないですから、そう考えるのは当然ですよね。そんな皆さんご安心を!結論、火災保険申請は自分でやることもできます。ただ、非常に手間ですし簡単ではありません。今日は火災保険申請を自分で行うために最低限必要な道具や知識、書類、流れなどについて徹底的に解説していきたいと思います!
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火災保険申請を自分で行うのが難しい理由は3つ
まず最初に、火災保険申請を一般の人が行うのが難しいと言われる3つの理由について説明していきます。最初に”どこが壁なのか“がわかれば、自ずとゴールが見えてきますからね!
自宅の被害を見つけるのが困難(特に高所)
まず火災保険申請を行う場合は、契約者自らが被害箇所を発見することが必須です。
※保険会社は被害箇所を見つける事を手伝ってはくれません!
しかし被害箇所を発見するにしても、特に屋根の上や雨どい、外壁の高い部分を見たり撮影したりすることはもちろん難しいです。
見えない部分は諦める
という選択もありますが、屋根上や雨どいや外壁は被害を受けやすい箇所でもあるので、本当なら一番最初に確認を行いたい部分でもあります。
必要書類を作成することが困難
火災保険申請の際は、下記のような書類の作成と提出を求められます。
火災保険申請時の必要書類
- 被害の復旧にかかる費用の見積書
- 被害箇所の写真
- 被害の状況説明書
このような書類を作成するのは、主に家の修理を生業にするリフォーム系の仕事に就いている人間です。
- どういった被害にどういった修理が必要になるか
- その修理にどれくらいの費用が掛かるのが相場なのか
こういった知識のない一般の方が必要書類を作成することは難しいといえるでしょう。
保険会社の一方的な主張に反論する事が困難
たまに勘違いされている方がいますが、保険会社は給付金を支払いたいわけではありません。そのため、保険会社側に有利な主張を一方的にしてくる事が多々あります。自動車事故や保険金の支払いで保険会社と揉めるという話をテレビなどで聞いたことありませんか?あれと同じことが火災保険申請でも起こるんです!
保険会社の人がこう言ってるし、
そういうものなのかなあ…?
といって途中で諦めてしまわないよう、話し合いの前に必ず理屈や根拠を探しておくことが重要です。
しかし、そういった話し合いも根拠を集める事も、知識がない一般の方ではなかなか難しい事です。
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自分で火災保険申請を行う具体的なやり方と必要な道具について
さて、ではここからは具体的に一般の方が自分で火災保険申請を行うやり方と、その際に必要になる道具について説明していきます。
①被害箇所を発見し、写真に撮る
まず火災保険を申請する際、契約者には被害がある事を証明する必要があります。その為、第三者が見ても被害が確認できるような写真を撮る必要があります。この写真撮影はデジカメでもスマホでもOK!ただ、画質が悪すぎると証拠として認められないので要注意です。
※画質は2000万画素くらいあれば問題なし!1200万画素くらいだと、撮り方に注意すればなんとか…?
屋根や高所を撮影する場合は伸ばし棒を使おう
伸ばし棒があると、屋根や高い箇所の撮影も可能になります。ちなみにドローンは飛行に許可が必要になるのと、横風に弱く事故になる可能性があり、オススメしません。屋根上や高所の被害を確認したい場合、いくつかの方法があります。
- 7m以上のびる伸ばし棒を購入し、屋根上や高所を撮影する方法。
- 3m~4m程度の伸ばし棒を購入し、2階のベランダから棒を伸ばして屋根上や高所を撮影する方法。
- 3m~4m程度の伸ばし棒を購入し、脚立に登りそこから棒を伸ばして屋根上や高所を撮影する方法。
- はしごを掛け、屋根の上に登り、屋根上や高所を撮影する方法。
当然ですが、③と④の方法は倒れたり落ちたりする可能性があり危険です。推奨はできません。職人や高所作業を日常的に行っている人だけこの方法も検討してみて下さい。オススメは①か②のやり方です!
②加入している火災保険の補償内容を確認する
火災保険の補償内容は加入している保険によってバラバラです。そのため、他の人が補償された被害でも自分の家は補償されないという場合があります。火災保険の補償内容は証券に載っています。保険会社によっては補償内容確認の紙などが送られてくる場合もあります。
- どのような原因の被害の補償がされるのか。
- どの部分の被害の補償がされるのか。
- いくら以上の被害金額の際に補償されるのか(免責金額)。
もし補償内容がわからない場合や証券がない場合は、電話で確認することも可能です。一度保険会社に問い合わせてみましょう。
③被害にあった日付を確認する
被害が見つかった場合は被害があった日付を確認しましょう。被害発生日は申請の際に必ず保険会社から聞かれます。これはなぜかというと、火災保険申請は被害発生から3年間という期限(時効)があるからです。
保険法 第九十五条(消滅時効)
保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第六十三条又は第九十二条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、これらを行使することができる時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。
保険法 – e-Gov法令検索
だいたい○年くらい前の被害だったような…?
というあいまいな記憶であれば、無駄な手続きになってしまわないようネット検索等で「○○年 台風 関東」「○○年 落雷 関東」と検索し、先に被害の日付を調べておきましょう。
④保険会社に連絡をし、火災保険の申請書類を送って貰う
状況が確定したら、申請のために必要な申請書類を保険会社に郵送して貰いましょう。申請書類は保険会社によってフォーマットが違うので、必ず各保険会社から取り寄せる必要があります。
⑤見積書等の必要書類を作成する
申込書の郵送を依頼した後は見積書等の提出書類の準備をしましょう。見積書に関しては各破損箇所の修理業者を呼んで見積もりを取るという方法で解決可能です。ただ、ここで注意しなくてはいけない点がいくつかあります。
注意点その1 修理業者はボランティアではない
まず一つ目は、リフォームをしないのに火災保険申請のための見積書を作ってほしいと言って、無料で見積書を作成してくれる修理業者はいないという事です。修理業者も営利団体ですから、利益にならないボランティアのために交通費と時間をかけて見積もりを作成しに来てくれる訳はありません。当然ですね。
なので、家の修理を考えていない場合は相手にして貰えなかったり、現地調査費用を請求される可能性があります。
注意点その2 見積書の内容が違う
もう一つは普通修理業者が出す見積書と火災保険会社が必要としている見積書は違うという事です。細かい話になりますが、火災保険申請で必要になるのはどの程度の被害があったのかを確認するための見積書です。
つまり元に戻すための費用です。
しかし、実際の現場では当時の建材が製造中止になっていたり、違うメーカーの材料を使用している等の理由で、違うものにリフォームまたはアップグレードする為の提案の見積書を出されることが多いです。
また、工事の内訳が分からない見積書(○○工事一式と記載されているような見積書)も、火災保険申請では利用できない事がほとんど。火災保険申請時は火災保険申請のための見積書を準備しないといけないんですね。
こうした見積書内容の不備によって見積書の再提出を求められたり、給付金の大幅な減額をされる場合があるので要注意です。
⑥申込書に必要事項を記載し、返送する
申込書が届いたら必要事項を記入して、必要書類を併せて返送しましょう。申込書の内容は原則契約者本人が記入してください。保険会社によっては被害箇所が分かるよう見取り図を描いて提出してくれと言われることもあります。
図面を描いたことがない方は苦労するかもしれませんが、提出を求められればこれも必要です。用紙は送られてきますので、例を見ながら作成しましょう。
⑦保険会社の鑑定人が現地調査をする
申込書を郵送してから1週間程度で保険会社から連絡が来ます。内容としては現地調査を行いたいというものです。保険会社も申請されるがまま全て給付金を支払う訳ではなく、本当に保険の支払い基準を満たしているか直接確認を行います。
※大きな天災があった直後は支払いのスピードを優先するため、現地調査を行わない場合もあります。
この際、保険会社の任命した協力企業が来ることがポイントです。何も分からずに言われるがまま話を進めてしまうと、保険会社に有利な状態で話が進んでしまうので、注意が必要です!
⑧結果が出る
現地調査からだいたい1週間ほどで結果が出ます。結果に納得がいけばそのまま了承し、給付金の振込みを依頼しましょう。もしこの結果に不満があれば再調査を依頼することも可能です。
その場合は前回とは違う鑑定人を派遣するように依頼すると、まっさらな状態から現地調査をして貰えます!
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火災保険申請で給付金を損しないためのコツとは?
火災保険申請で損をしたくない!コツは無いの?
という質問を受ける事がありますが、火災保険申請にもコツはあります!
たとえば下記のような内容を徹底するだけでも、給付金が減額される可能性や給付対象外となる可能性を減らせるのです。
- 火災保険の基礎的な知識を学ぶ
- 火災保険申請はなるべく早い段階で行う
- 火災保険申請サポートを利用する
- 被害箇所を抜け漏れなく確認する
- 火災保険申請は代理店を通さない
- 必要書類をしっかり準備する
- 保険会社の言う事を鵜呑みにしない
- 納得できない場合は再審査・再調査を依頼する
詳しい事についてはこちらでお話ししているので、興味がある方は参考にしてください。
自分で火災保険申請を行う際の注意点
では、ここからは火災保険申請を行う上での注意点を説明していきます!
詐欺行為に気を付ける
火災保険の制度を悪用しようとする人や業者が存在しています!
本当は違うけど、自然災害の被害という事にして申請してしまおうかな…
わざと建物を壊して火災保険の申請をしましょう!
これらの行為は詐欺行為にあたり、立派な犯罪行為となります。
詐欺行為を行うと給付金が降りなかったり、保険が無条件で解約になったり、最悪の場合は刑事訴訟される可能性すらありますので注意してください。
火災保険が下りても修理の必要は無いが、デメリットもある
よく誤解されることも多いですが、火災保険の給付金が降りても自宅の修理をする必要はありません。これは違法な事では無く、そもそも火災保険の契約上そういった制限はされていないのです。
しかし修理する必要はありませんが、修理しなかった箇所に数年後損害を受け、更に大きな被害となった場合に火災保険が下りる事はありません。
この辺りは目先ではなく、将来的な事も良く考えて修理するかしないか判断した方が良いと言えます。
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火災保険申請についてよくある質問
Q.火災保険申請をすると保険料は上がるのか
火災保険を申請して給付金を貰うと、自動車保険のような保険料が上がってしまうのでは?
という質問をよく頂きますが、火災保険の保険料は給付金を貰っても上がる事はありません。また支払回数に制限があるわけでもないので、むしろ申請をしておかないと損になってしまいます。
分からない時は火災保険申請サポートを利用するのが安心
ここまで読むと、
やる事、考える事、用意するものが多くて正直面倒だ…
と感じる方も多いはずです。
実際、火災保険申請を行う人のほとんどは何かしらの外部サポートを利用します。確かにサポート費用は掛かりますが、成功報酬(保険が下りなければお金が掛からない)のところが多いのでリスクがありません。また、自分で申請しても保険が下りなければ意味がないですから、成功率が高くなるようプロに任せたいという方がほとんどです。
もし自分でやるのはやはり難しいと感じた場合は無理せず、一度プロに相談してみましょう!
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この記事を書いた人
FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ