屋根修理と聞くと高額で大規模な工事を想像する方も多いですが、実際には屋根の一部のみを部分的に修理することが可能です。
部分補修であれば工事費用も工期も抑える事ができるのでとても助かります。
一見良い事ばかりな気もしますが、そうではありません。
当然屋根の部分修理にはデメリットも存在しています。
今回はそんな屋根修理の部分修理・一部補修について、費用ややり方、デメリットなどを詳しく解説していきます!
もし今屋根の修理を検討されている方はFPが在籍する総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーにご相談ください!
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屋根の一部修理・部分補修のやり方と費用まとめ
屋根の部分修理には主に7つの方法があります。
- 屋根のコーキング補修
- 屋根の差し替え(交換)
- 一部屋根の葺き替え工事(張り替え)
- 一部屋根のカバー工法(重ね葺き)
- 一部屋根の葺き直し工事
- 一部屋根の塗装工事(塗り替え)
- 屋根の防水塗装工事
一つずつ順番に見ていきましょう。
①屋根のコーキング補修工事

屋根の一部修理を検討する際に一番簡単で費用を浮かせられるのはこのコーキング補修工事です。
屋根修理で利用するコーキングは変成シリコーンと呼ばれる柔らかい樹脂を主成分とした接着剤となります。
- スレートや瓦のひび割れ
- 棟板金や谷板金の穴や錆
こういった症状がある場合に効果がある修理方法となります。
工事金額 | 約1万~5万円程度 |
工事期間 | 30分~1時間程度 |
雨漏り修理に対応しているか | 〇 |
工事ができる屋根材 | ・スレート屋根 ・瓦屋根 ・金属屋根 ・アスファルトシングル屋根 |
②屋根材の差し替え(交換)

屋根材は一枚だけ差し替える事(交換)もできます。
ただし、一枚単位で差し替えができる屋根材は限られるので要注意。
- スレートや瓦の大きな割れや欠け
- スレートや瓦の剥がれ
こういった症状がある場合に効果がある修理方法となります。
ちなみに、スレート屋根の差し替え工事は当サイトではあまりオススメしていません。
古いスレートを外す際に釘を無理やり抜くことになるので、そこが雨漏りの原因になりやすい為です。
どうしてもスレート屋根の差し替えを行う場合は、リスクを理解した上で依頼するようにしましょう。
工事金額 | 約1万~5万円程度 |
工事期間 | 1時間~2時間程度 |
雨漏り修理に対応しているか | × |
工事ができる屋根材 | ・スレート屋根 ・瓦屋根 |
③一部屋根の葺き替え工事(張り替え)
屋根は一枚単位ではなく、範囲的に一部分葺き替え(張り替え)することも可能です。
屋根材は基本的に下から上に向かって重ねながら葺いていきます。
ですので、修繕したい屋根の場所よりも上の屋根を剥がして新しい屋根を設置するという事ができるのです。
- スレートが範囲的に破損している(全体ではない)
- 雨漏りが発生していてある程度原因の箇所が分かっている
こういった症状がある場合に効果がある修理方法となります。
またこの方法を行う場合、必然的に棟板金の交換も必要になってきますので覚えておきましょう。
工事金額 | 約5万~30万円程度 |
工事期間 | 1日~3日間程度 |
雨漏り修理に対応しているか | 〇 |
工事ができる屋根材 | ・スレート屋根 ・瓦屋根 ・金属屋根 ・アスファルトシングル屋根 |
④屋根の一面のカバー工法(重ね葺き)
屋根の一部分をカバー工法(重ね葺き)することも可能ではあります。
カバー工法を行う場合は屋根を重ねるという性質上、部分ではなくその屋根の一面を工事する必要があります。
※たとえば南側の一面だけ、という具合です。
- 屋根の一面だけが破損している(自然災害等により)
- 雨漏りが発生していてある程度原因の箇所が分かっている
こういった症状がある場合に効果がある修理方法となります。
ちなみにカバー工法を行うと雨樋の位置を変更しないといけない可能性があるので、この点も注意です。
工事金額 | 約5万~25万円程度 |
工事期間 | 1日~3日間程度 |
雨漏り修理に対応しているか | 〇 |
工事ができる屋根材 | ・スレート屋根 ・金属屋根 ・アスファルトシングル屋根 |
⑤一部屋根の葺き直し工事
瓦屋根の家であれば一部だけ葺き直しすることも可能です。
瓦は他の屋根材と違って取り外して再利用ができます。ですから部分的に瓦をバラシて防水シートを交換することができるのです。
- 雨漏りが発生していてある程度原因の箇所が分かっている
こういった症状がある場合に効果がある修理方法となります。
工事金額 | 約5万~20万円程度 |
工事期間 | 1日~3日間程度 |
雨漏り修理に対応しているか | 〇 |
工事ができる屋根材 | ・瓦屋根 |
⑥一部屋根の塗装工事(塗り替え)

屋根の塗り替えは一部分でも可能です。
しかし塗装工事は乾燥時間が決められており、短縮できる工事期間に限度があります。
また塗料は1缶購入すれば40~100平米ほど塗装できるので、10平米・20平米だから材料費が安くなるという事もありません。
つまり、他の屋根工事と比較しても圧倒的にコストパフォーマンスが悪いのであまりオススメ出来ません。
もちろん部分的な塗装は見栄えにも影響します。メリットが霞んでしまいますね。
工事金額 | 約5万~20万円程度 |
工事期間 | 1日~3日間程度 |
雨漏り修理に対応しているか | × |
工事ができる屋根材 | ・スレート屋根 ・瓦屋根(和瓦以外) ・金属屋根 ・アスファルトシングル屋根 |
⑦一部屋根の防水工事【工場や倉庫向け】
この方法は大きな工場や倉庫の雨漏り修理として効果を発揮する修理方法です。
大きな工場や倉庫の屋根修理は面積が広いので、とんでもなく高額な修理費用が発生してしまいます。
また、古い工場や倉庫にはアスベストが使用されている可能性もあり、それを発見するだけでもまた費用が。
とにかくお金が掛かるわけです。
そこで、雨漏りの発生箇所を予測し、屋根に部分的に防水塗料を施工することで雨漏りを止めるという方法を提案させて頂く場合があります。
この方法であれば雨漏りは止められますし、部分的な工事も可能。
屋根を解体する必要も無いのでアスベスト関連でお金が掛かる事もありません。
また工場や倉庫であれば屋根の見栄えが悪くても関係ないというオーナーさんが多く、多くの現場で利用されている工事方法です。
工事金額 | 約10万~40万円程度 |
工事期間 | 1日~3日間程度 |
雨漏り修理に対応しているか | 〇 |
工事ができる屋根材 | 工場や倉庫の屋根 ※戸建て住宅では極端に美観を損ない、また臭気もキツイのでオススメしない。 |
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屋根の部分修理・一部補修を行うメリット!
①屋根修理費用を安くできる
屋根の部分修理・一部補修を検討したい方の多くは金銭的な負担が少ない点にあると思います!
屋根修理は全体的に修理しようとすると80万円以上、屋根の面積や工事方法によっては200万円かかる場合もあります。
屋根修理方法 | 修理金額の相場 |
---|---|
屋根葺き替え工事 | 120万~200万円 |
屋根カバー工法(重ね葺き工事) | 80万~150万円 |
屋根葺き直し工事 | 70万~150万円 |
そうなってしまうと、

屋根修理はしたいけどお金が無くてできない…
と屋根の被害や劣化をそのまま放置しなくては行けなくなってしまいます。
こういったケースでは部分補修で一時的に応急処置しておくというのはとても効果がありますよね。
②屋根の工事期間を短縮できる
屋根修理は工事期間が長く約10日~14日間かかる場合が多いです。



2週間も足場がかかるのか…
近所迷惑にもなりそうだなあ
といって中々工事に踏み出せない方もいます。
しかし部分修理であれば工事は早ければ1日~長くても数日で完了するでしょう。
工事期間が短ければ周辺への迷惑も少なくて済みますし、実際に住んでいる方が工事中の不便を感じる事も少なくて済みます。安心して工事を進められますね。
屋根の部分修理・一部補修を行うデメリットやリスク



工事費用を安くして修理できるなら部分修理の方が良いじゃん
と思ってしまいそうですがそうではありません。実際には当然リスクやデメリットが潜んでいます。
ここからは屋根の一部修理・部分補修を行う事で発生するリスクやデメリットについて解説していきます!
①雨漏りが止まらない場合、工事をやり直す必要がある


もしあなたが雨漏り修理を検討している時に、屋根の部分修理を行った場合。
雨漏りがしっかりと止まらない場合があります。
雨漏りはこの部分で発生していると明確に断定することはほぼ不可能です。ですから雨漏り修理はできるだけ広い範囲・全体的に修理した方が効果が得られる可能性が高いです。
もし部分的な補修で雨漏りを止めようとすると、



雨漏りが直らない…
という事になってしまって、せっかく工事を安く行っても無駄に終わってしまう可能性があり、リスクとなります。
屋根の雨漏りの止め方についてはこちらで解説しているので参考にしてください。
②工事していない部分の屋根が悪化または被害拡大することがある
屋根の部分修理を行うと修理を行った箇所は直りますが、他の部分は劣化したままです。
ですから屋根修理していない箇所が悪化し、結局近い将来で同じように被害や損傷を発生してしまう可能性が高いです。
もし安く部分修理を行っても、



え、今度は違う箇所が壊れた…
となってしまえば、やはり部分修理ではなく全体を修理しておけば良かったと感じるはずです。
③費用は安いが、割高にはなる
そもそも部分修理や一部補修は、全体を直すのに比べて費用が割高です。
なぜなら小さい箇所に対して資材を準備しなくてはいけませんし、人件費を割いて職人を準備しなくてはいけません。
リフォームに掛かる費用は大きな面積を一度に行ったり、一度に合わせて色々な工事をした方が割安なのです。
そう考えると部分修理・一部補修はコストパフォーマンスが悪いと言えます。
④屋根職人やリフォーム会社が引き受けたがらない
部分修理や一部補修は、単価が悪いのに手間がかかるので屋根職人やリフォーム会社はあまり引き受けたがらないです。
しかも保証は他の工事と同様に発行しないといけない訳で、端的に言えば旨みが少ないわけですね。
ですから部分修理を依頼すると断られるケースも珍しくありません。



え、こんな小さい工事なのにこんなに高い!
リフォームの見積りでこのような経験をされた方はそれが原因の可能性があります。
「これくらい貰わないと割に合わないよ」という職人からのメッセージでもあるのです。
屋根修理をする際に知っておきたい制度や安くするコツ!
実は屋根修理にはいくつかの利用できる制度や安くするためのコツがあります。
一つずつ紹介していきますね。
屋根の部分修理や一部補修は補助金・助成金が利用できる可能性がある


住んでいる場所や自治体によっては屋根の部分修理や一部補修に補助金や助成金が出る場合があります。
全額ではありませんが、工事金額の約10%~20%が自治体から戻ってくる場合が多いです。
- リフォーム補助・助成事業…主に市区町村で行われている制度で、対象地域内で行うリフォームで一部の費用が支給される。瓦のひび割れ修理だけではなく、カバー工法や葺き替え工事、屋根塗装工事も対象となる。補助費用は工事費用の10%~20%程度が多い。
- 耐震改修リフォーム工事補助事業…耐震改修工事と同時に建物のリフォーム工事を行う場合に、その一部の費用が支給される。屋根の部分修理や一部補修だけではなく、カバー工法や葺き替え工事、屋根塗装工事も対象となる。
詳細はこちらから ➡屋根修理・リフォームに使える補助金や助成金【まとめ】
全ての方が利用できるものではありませんが、もし利用できるならお得ですよね。
興味がある方は今住んでいる自治体の補助金や助成金の制度を一度調べてみる事をオススメします。
屋根の部分修理や一部補修は火災保険の対象になる可能性がある


屋根の部分修理や一部補修には火災保険が利用できる可能性があります。
火災保険は住宅総合保険と言い、建物が受けた被害を補償するための保険です。
端的に言うと、台風や強風、雹、落雷、雪などで瓦に被害を受けた場合は火災保険でその修理ができるのです!



うちの屋根は台風の影響で割れた
という方は実費で直してしまうのは損です。
まずは火災保険が利用できるのか確認してみて下さい。
屋根修理はふるさと納税の対象になる


総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーは、2023年度に千葉県習志野市の承認を得てふるさと納税の対象事業者になりました!
そのため、総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーで瓦屋根の葺き直し工事を行うと、費用の一部がふるさと納税の対象になります。※条件あり
ふるさと納税したことがない方でも分かりやすくサポートしていますのでお気軽にご相談ください。。
ふるさと納税を利用した屋根修理に興味がある方はこちらで詳細をお調べください。
屋根の部分修理や一部補修の検討の際は相見積もりを取る


リフォーム工事の多くは相場はありますが、定価はありません。つまり、同じ工事内容でも安い所高い所があります!
ですから、誰でもできる簡単な修理費用を安くするための方法として、相見積もりを取る事は非常に効果的です!


ためしにもう一社見積りを取ってみよう
というだけでも5万・10万の差が出る事はザラにあります!
まだ一社しか見積りを取っていない方は、ぜひ相見積もりを取ってみて下さい。
屋根の部分修理や一部補修にはリフォームローンが利用できる


これは安くするための方法ではありませんが、



手元にすぐ支払うための工事費用が無い
と、どうしても費用をすぐ捻出できない場合はリフォームローンを利用するのも方法です。
リフォームローンを利用すれば手元資金0円でも軒天工事をすることができます。
また、ローンを借りる機関によっては保証人・担保が不要な所もあるのでオススメです。
今すぐ屋根修理をしないといけないという場合にはぜひ検討してみて下さい。
屋根修理を検討する際に気を付けたいポイント
詐欺業者や悪徳訪問販売業者に注意


屋根の訪問営業によるトラブルは毎年絶えません。
もちろん訪問業者が詐欺業者・悪徳業者では無いと思いますが、行政から何かしらの処分を受けている屋根修理業者のほとんどが訪問営業によって契約を獲得しています。
もし自宅に訪問販売の屋根修理業者が来た場合は注意しなくてはいけません。
もし何かしらのトラブルに発展した、または発展しそうで怖いという場合にはお近くの消費者センターにご相談ください。
また、既に契約してしまった契約を解約したいという場合にはクーリングオフ制度を利用して対応しましょう。
クーリングオフ制度とは訪問販売による契約は、書面の交付から8日以内であれば無条件で解約ができるという制度です。
違約金なども支払う必要がありませんので、覚えておきましょう。
屋根修理は総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーにご相談ください


総合リフォーム・おうちのお悩みドロボーは経験豊富な職人とFPが在籍するリフォーム会社です。
ご相談や現地調査、見積もりは無料で対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
またFPが在籍しているので、補助金や火災保険を利用したリフォームも対応可能です!
火災保険を利用した屋根修理の際は、補助金申請費や火災保険サポート費なども頂いておりません。
ご興味がある方は、


補助金や火災保険を利用したリフォームを検討したい
と、担当までお伝えください。
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この記事を書いた人

FP2級合格、CBT試験合格、宅建士試験合格
総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー 代表
村松
国家資格であるFP2級・宅建士試験などに合格し、保険業界や不動産業界にて営業やフィナンシャルプランナーとして経験を積んできました!
不動産業界のブラックな雇用形態とパワハラに疑問を持ち退職。
保険業界では「もしかして、世の中って不要な保険が多いのでは?」と疑問を持ち退職。
その後"自分が正しいと思った事を仕事にしたい"と思い、独立しました!
現在はその経験を活かし、自宅のリフォームや火災保険の申請サポートを行う"総合リフォーム・おうちのお悩みドロボー"にて、微力ながら皆さまの生活にプラスになるお手伝いをしております(・∀・)ノ